みずがめ座η流星群が極大
6日(水)、みずがめ座η(エータ)流星群の活動が極大となります。極大時刻は朝5時頃で、6日(水)の未明から明け方が流れ星を見やすくなります。
ただ、満月前の明るい月がほぼ一晩中夜空を照らすため、条件はあまり良くありません。アストロアーツ社によると、予想される数は1時間あたり5~10個程度とみられるとのこと。流れ星は空全体に飛ぶので、月から離れた方向を中心に広く空を見渡してみてください。
みずがめ座η流星群は毎年ゴールデンウィークの終わりごろに活動する流星群で、速度が速いのが特徴です。ハレー彗星の通り道を地球が通過し、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで、上空100km前後で発光して見える現象です。
ただ、満月前の明るい月がほぼ一晩中夜空を照らすため、条件はあまり良くありません。アストロアーツ社によると、予想される数は1時間あたり5~10個程度とみられるとのこと。流れ星は空全体に飛ぶので、月から離れた方向を中心に広く空を見渡してみてください。
みずがめ座η流星群は毎年ゴールデンウィークの終わりごろに活動する流星群で、速度が速いのが特徴です。ハレー彗星の通り道を地球が通過し、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで、上空100km前後で発光して見える現象です。
5月の満月はフラワームーン
5月は7日(木)19時45分に満月を迎えます。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。5月は、多くの花が咲くことにちなんで名前がつけられたと言われています。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。5月は、多くの花が咲くことにちなんで名前がつけられたと言われています。
月が木星、土星に接近
13日(水)の未明から明け方、南東から南の空で月齢20の下弦前の半月と木星、土星が接近して見えます。
視野7度の双眼鏡で3天体を同時に見ることができる珍しいチャンス。接近の様子を写真にも収めてみてください。
接近中の木星と土星は、日付が変わる前後に昇るようになっています。本格的な観察シーズンはまだ先ですが、一足先に天体望遠鏡を木星と土星に向けてみるのも良さそうです。
次回の接近は6月8日(月)から9日(火)にかけてとなります。
視野7度の双眼鏡で3天体を同時に見ることができる珍しいチャンス。接近の様子を写真にも収めてみてください。
接近中の木星と土星は、日付が変わる前後に昇るようになっています。本格的な観察シーズンはまだ先ですが、一足先に天体望遠鏡を木星と土星に向けてみるのも良さそうです。
次回の接近は6月8日(月)から9日(火)にかけてとなります。
月が火星に接近
15日(金)の未明から明け方、南東の空で月と火星が接近して見えます。
10月の地球との最接近に向けて明るさを増している火星は、既に約0等に達しており、月の光に埋もれることなく力強い光を感じられるのではないでしょうか。
10月の地球との最接近に向けて明るさを増している火星は、既に約0等に達しており、月の光に埋もれることなく力強い光を感じられるのではないでしょうか。
月が水星、金星に接近
24日(日)の夕方、西北西の低空で月齢2の細い月と水星、金星が接近して見えます。
接近中の水星と金星に地球照を伴った幻想的な細い月が近づき、3天体が整った三角形に並んで見えて面白いです。日の入り30分後の高度が10度前後とかなり低いので、西北西の空が開けたところで観察してみてください。
接近中の水星と金星に地球照を伴った幻想的な細い月が近づき、3天体が整った三角形に並んで見えて面白いです。日の入り30分後の高度が10度前後とかなり低いので、西北西の空が開けたところで観察してみてください。
参考資料など
『天文年鑑(2020)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/