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西日本は局地的に強い雨 明日13日(月)は関東で風雨強まる

2020/04/12 16:07 ウェザーニュース

低気圧が発達しながら日本の南の海上を進んでいます。西日本では夕方から夜にかけてが雨のピークで、冠水や河川増水、土砂災害などに警戒が必要です。

明日13日(月)早朝には関東沖にも低気圧が発生し、明日午前中をピークに東京などでも強い雨風のおそれがあります。

西日本の雨、今夜はさらに強まる

午後になって西日本は雨や風が次第に強まってきており、夕方から夜にかけてがピークです。四国や紀伊半島などは局地的に1時間に50mm以上の激しい雨の降るおそれがあります。

総雨量は多い所で200mmに達する可能性がありますので、低地の冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒必要です。
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関東は明日13日(月)午前が風雨ピーク

明日13日(月)早朝には関東沖にも低気圧が発生し、昼前にかけて通過します。関東の風雨のピークは明日午前中で、神奈川から房総半島など南部沿岸を中心に激しい雨が降る見込みです。

もう一つの低気圧が通過する、夕方にも一時的に雨の強まる可能性があるため油断はできません。

西日本から東北の広範囲で暴風に警戒

最大瞬間風速は16時までに高知県室戸岬で26.4m/s、長崎県鰐浦で20.8m/sを観測しました。すでに福岡県や鹿児島県などに暴風警報が発表されています。

2つの低気圧がゆっくりと東進するため、今夜以降は西日本から東北の広い範囲で風の強い状況が続きます。低気圧の中心が離れる西日本も吹き返しの西よりの風が強く吹く見込みです。

沿岸部では瞬間的に30m/sを超えるような暴風となるおそれがあります。室内で過ごす場合も、飛来物に備えて雨戸やシャッターを閉めておくなど対策が必要です。
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