九州南部は休眠打破が大きく遅れた
ソメイヨシノは冬の寒さによって開花に向けて花芽が目覚める「休眠打破」の後、春の気温が高いと一気に生長が進みます。
この冬は寒気の南下が弱く、記録的な暖冬となりました。このため、西日本を中心に花芽の休眠打破が遅れたとみられます。
その一方、2月以降も気温は高めに経過したことから、休眠打破後のつぼみの生長は早く進みました。
これらの理由から、関東〜東北では例年より開花が早く、東海〜九州北部では例年並〜やや早い開花の所が多くなっていると考えています。
ところが、冷え込みが弱かった九州南部では休眠打破の遅れが特に大きく、鹿児島では開花が例年よりも大幅に遅れています。
先日28日、まだ開花発表のない鹿児島に先行して、東北・仙台でソメイヨシノの開花が発表されました。
鹿児島より仙台が早く開花するのは、1953年の統計開始以来、初めてのことです。
この冬は寒気の南下が弱く、記録的な暖冬となりました。このため、西日本を中心に花芽の休眠打破が遅れたとみられます。
その一方、2月以降も気温は高めに経過したことから、休眠打破後のつぼみの生長は早く進みました。
これらの理由から、関東〜東北では例年より開花が早く、東海〜九州北部では例年並〜やや早い開花の所が多くなっていると考えています。
ところが、冷え込みが弱かった九州南部では休眠打破の遅れが特に大きく、鹿児島では開花が例年よりも大幅に遅れています。
先日28日、まだ開花発表のない鹿児島に先行して、東北・仙台でソメイヨシノの開花が発表されました。
鹿児島より仙台が早く開花するのは、1953年の統計開始以来、初めてのことです。
鹿児島と山形の桜開花が同日か
31日にウェザーニュースが発表した開花予想では、鹿児島の桜は4月5日に開花すると見られています。
これは、例年の3月25日より11日遅く、過去最も遅い記録に並ぶ予想で、東北・山形と同日の開花予想日となります。
» 過去の桜でバーチャルお花見
これは、例年の3月25日より11日遅く、過去最も遅い記録に並ぶ予想で、東北・山形と同日の開花予想日となります。
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