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東京都に大雪警報 昼過ぎにかけて積雪増加に警戒

2020/03/29 10:13 ウェザーニュース

29日(日)の東京は朝からジリジリと気温が下がり、10時の気温は0.9℃まで低下、本格的な雪になってきています。東京の雪は今季6回目、3月では14日に続いて2回目です。

ウェザーニュース会員からの天気報告の推移を見ると、気温の低下とともに、多摩エリアから都心周辺に雪のエリアが広がってきたことがわかります。

積雪が増加し、影響が拡大する可能性が高まったことから、気象庁は9時54分に東京都多摩地方に大雪警報を発表しました。

昼過ぎまで雪が続き広範囲で積雪

関東各地の雪は昼過ぎまで続く見込みです。予想される積雪は東京都心や横浜市などで数cm程度で、場所によっては道路が白くなるくらいです。

東京・多摩地方など内陸部では5~10cmに達し、ノーマルタイヤでの運転は危険になります。

関東西部や北部、甲信地方の山沿いでは積雪が30cmを超え、スタッドレスなど冬用タイヤや滑り止めを装備していても、速度を落とすなどしっかりと安全を確保してください。
» このあとの詳しい積雪予想(会員限定)

雪が止んだあとは路面凍結にも注意

雪や雨は低気圧が離れる午後になると次第に止んできます。ただ、積雪の状況によっては、今夜にかけての気温の低下で、一部が凍結するおそれがあります。

東京都心などは気温があまり下がらず、雪が積もった場合はシャーベット状になる可能性があります。雪の多い山沿いは凸凹の状態で凍結する所が出てくるため注意が必要です。