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春は東日本、北日本で高温傾向 梅雨入りは少し遅れる可能性(気象庁3か月予報)

2020/03/25 14:53 ウェザーニュース

気象庁は25日(水)、4月から6月までの3か月予報を発表しました。春は東日本、北日本で高温傾向が継続し、気温は平年より高めです。梅雨入りは少し遅れて、関東以西で6月中旬になる可能性があります。

高温傾向が続いて暖春に

上空を吹く強い西風、偏西風は平年よりも南を吹く可能性が高い状況です。ただ、北極からの寒気が流出しにくいため、東日本と北日本は平年並みか平年よりも高い気温を予想しています。

強い暖気の流入はなく、西日本の気温は3か月を平均すると平年並みの見込みです。

梅雨入りはやや遅れる可能性

3か月平均の降水量は、梅雨前線の影響が長引く沖縄や奄美で平年並みか多く、そのほかの西日本から北日本は平年並みの予想です。

6月になると本州付近に梅雨前線が北上してきます。熱帯モンスーンと呼ばれる季節風が例年よりも弱い予想で、梅雨入りのタイミングは関東以西で6月中旬にずれ込む可能性があります。

ただ、梅雨入り後は強雨のおそれがありますので、油断はできません。
>>この先3か月間の天気傾向