意外と多い、「葉も調理する」
結果をみると、セロリを買わない人も34%ほどいました。特に若い世代ほどセロリを買わないようで、20代では55%が「セロリを買わない」と回答しています。年代が高くなるほどセロリをよく購入していることがわかります。ただし、セロリを購入する人(49%+17%)のうち、約3割の人が葉っぱを「捨てる」と回答しています。
βカロテンは葉は茎の2倍!
管理栄養士の柴田聡美先生によると、セロリの葉には茎の2倍のβカロテンが含まれているそうです。
「セロリには、カリウムとβカロテンが多く含まれます。カリウムには血圧を安定させる効果が期待でき、βカロテンには皮膚や粘膜の保護作用があるとされています。また不溶性の食物繊維も含まれているので、便秘の改善にもつながります。
実は、このセロリの栄養素のうち、βカロテンは茎より葉に2倍も多く含まれています。また葉だけに含まれる香り成分の一つ、ピラジンは血行を促進する効果があるとされています。だから、セロリを買ったら葉までおいしくいただくようにしましょう」(柴田先生)
セロリの葉が持つ健康効果はわかりましたが、どのように調理すればよいのでしょうか。生では少し食べにくいような気がします。
「セロリには、カリウムとβカロテンが多く含まれます。カリウムには血圧を安定させる効果が期待でき、βカロテンには皮膚や粘膜の保護作用があるとされています。また不溶性の食物繊維も含まれているので、便秘の改善にもつながります。
実は、このセロリの栄養素のうち、βカロテンは茎より葉に2倍も多く含まれています。また葉だけに含まれる香り成分の一つ、ピラジンは血行を促進する効果があるとされています。だから、セロリを買ったら葉までおいしくいただくようにしましょう」(柴田先生)
セロリの葉が持つ健康効果はわかりましたが、どのように調理すればよいのでしょうか。生では少し食べにくいような気がします。
葉は加熱するとコクが増す
「葉はレタスなどに比べるとやや固めで香りも強いので、生で食べるには抵抗があるかもしれませんが、無理に生で食べる必要はありません。実は、葉は生より加熱調理がおすすめなのです。葉の栄養素は加熱することで味に深みが増し、料理にコクを与える性質があります。だから、シチューなどの煮込み料理などにはぜひ入れるようにしてください。また、みじん切りにしてからゴマ油、醤油で炒めて佃煮風にしてもとてもおいしくいただけます。
すぐに調理しない場合は、葉だけポリ袋に入れて冷凍することをおすすめします。冷凍しておいて、調理する際に凍ったままポリ袋ごとぐっと握ると、葉が簡単に粉々になるので、包丁で切る必要がありません。そのままカレーなどに入れるとコクが増します。とても細かくなっているので、セロリが嫌いなお子さんでも抵抗なく食べられます。」(柴田先生)
これから暖かくなると生野菜がおいしくなる季節、セロリも食卓に登場する機会が増えます。その際には茎だけでなく、葉もおいしく調理して余すことなくいただきましょう。
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すぐに調理しない場合は、葉だけポリ袋に入れて冷凍することをおすすめします。冷凍しておいて、調理する際に凍ったままポリ袋ごとぐっと握ると、葉が簡単に粉々になるので、包丁で切る必要がありません。そのままカレーなどに入れるとコクが増します。とても細かくなっているので、セロリが嫌いなお子さんでも抵抗なく食べられます。」(柴田先生)
これから暖かくなると生野菜がおいしくなる季節、セロリも食卓に登場する機会が増えます。その際には茎だけでなく、葉もおいしく調理して余すことなくいただきましょう。
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