国内:福岡県西方沖地震の震源近くでM3.8
16日(月)20時42分頃、福岡県北西沖を震源とするマグニチュード3.8の地震が発生、福岡空港などで最大震度3を観測しました。福岡県内で震度3以上の揺れを観測するのは、2019年5月以来、10か月ぶりです。
福岡の沖合では、2005年3月に福岡県西方沖地震が発生しました。この地震の規模はマグニチュード7.0と今回に比べて桁違いに大きく、福岡市などで震度6弱の強い揺れに見舞われています。
今回の地震は余震域からは少し外れた震源で、西方沖地震を引き起こしたと見られる警固断層帯(けごだんそうたい)よりも北東側に伸びる、宇美断層(うみだんそう)に近い位置です。政府の地震調査研究推進本部の調査では、宇美断層が活動した場合、マグニチュード7.1程度の地震を引き起こす可能性があるものの、今後30年の発生確率はほぼ0としています。
福岡の沖合では、2005年3月に福岡県西方沖地震が発生しました。この地震の規模はマグニチュード7.0と今回に比べて桁違いに大きく、福岡市などで震度6弱の強い揺れに見舞われています。
今回の地震は余震域からは少し外れた震源で、西方沖地震を引き起こしたと見られる警固断層帯(けごだんそうたい)よりも北東側に伸びる、宇美断層(うみだんそう)に近い位置です。政府の地震調査研究推進本部の調査では、宇美断層が活動した場合、マグニチュード7.1程度の地震を引き起こす可能性があるものの、今後30年の発生確率はほぼ0としています。
世界:インドネシア・ジャワ海溝付近でM6.2の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。
最も大きな地震は19日(木)にインドネシアの南、ジャワ海溝付近で発生したマグニチュード6.2です。ジャワ海溝周辺はユーラシアプレートとオーストラリアプレートの境界に辺り、世界有数の巨大地震の多発エリアです。
2004年に発生したマグニチュード9.1の超巨大地震もこの領域で、今回の震源と比較的近い所では1977年にマグニチュード8.3が発生しています。
最も大きな地震は19日(木)にインドネシアの南、ジャワ海溝付近で発生したマグニチュード6.2です。ジャワ海溝周辺はユーラシアプレートとオーストラリアプレートの境界に辺り、世界有数の巨大地震の多発エリアです。
2004年に発生したマグニチュード9.1の超巨大地震もこの領域で、今回の震源と比較的近い所では1977年にマグニチュード8.3が発生しています。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。