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三連休初日“天気痛”に注意 低気圧が発達しながら通過

2020/03/19 11:03 ウェザーニュース

明日20日(金)にかけて、前線を伴って低気圧が発達しながら本州の太平洋側と日本海を通過していきます。
この影響で、広い範囲で雨が降る予想です。

気圧の変化大きく天気痛に注意

20日(金)の天気痛予報
ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

今日19日(木)は、日本海と本州の南の海上を低気圧が発達しながら進むため、気圧が下がる予想です。また、低気圧や前線が通過後は、気圧上昇に転じます。このように気圧の変化が大きくなるため、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

>>都道府県別の天気痛予報

天気痛は「気圧」がポイント

晴れや雨などの天気の変化だけでなく、気温や湿度のほか気圧なども大きく関係していると言われています。

特に気温・湿度については、「暑い・寒い」、「湿っている・乾燥している」など、日々の体感で変化を感じられますが、気圧の変化についてはなかなか体感で感じることができません。

ウェザーニュースの天気痛予報は、原因となる気象要素の中でも、肌で実感しにくい気圧の変化に着目して天気痛の予測ロジックを組み立てています。

天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4 ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。