まだ全国の気象台からの桜（ソメイヨシノ）の開花発表はありませんが、気象庁が観測している「標本木」以外では桜が咲き始めているところもあります。

気象庁では、標本木のつぼみのうち5～6輪の花が咲いた状態を「さくらの開花」としています。東京の標本木は靖国神社にありますが、こちらでも開花が間近とのことです。開花発表が待ち遠しいですね。
» 桜開花予想・見頃情報

朝は昨日11日(水)と比べて冷え込んで、西日本から東日本にかけての山沿いで氷点下の冷え込みになった所が多くなりました。
一方、日が昇るにつれて気温が上がって、日差しが暖かい陽気になっています。

この日差しと暖かさに誘われて、桜の蕾が膨らんできています。

一部には咲き始めた所も出て来ていて、桜シーズンも間もなくとなってきました。

今日は午後にかけても気温が上がり、西日本から東海、関東では最高気温は15℃前後の予想です。各地とも3月中旬から下旬頃の最高気温になると予想されます。

また、この暖かさの影響で、西日本から東北にかけてはスギ花粉が多く飛ぶ予想となっています。花粉症の方は、薬の使用や帰宅時に服を払うなど、可能な限りの対策をおすすめします。
» ピンポイント花粉飛散状況·予想

午後にかけても気温が上がり、西日本から東海、関東では最高気温は15℃前後の予想です。

昨日20℃以上となった関東など昨日より大幅に低くなるものの、各地とも春らしい暖かさを感じられそうです。
北陸や東北でも10℃以上となる所が多く、季節の歩みを感じられます。
北海道は5℃前後と3月下旬から4月上旬並みの陽気で、今日も雪解けが進みます。

暖かな陽気で、西日本から東北にかけては花粉の飛ぶ量が多くなっています。
花粉症の方は万全な対策を行ってください。