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高知県で1時間に60mm超の非常に激しい雨 太平洋側では強雨に注意

2020/03/10 08:36 ウェザーニュース

今日10日(火)は低気圧や前線が発達しながら、日本列島を通過中です。
西日本では朝から本降りの雨となっており、太平洋側の一部では雨雲が発達しているところがあります。

局地的に雨雲発達 非常に激しい雨に

低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、局地的に降り方が強まっているところがあり、高知県の清水では、10日(火)8時20分までの1時間に61.0mmの非常に激しい雨を観測しました。
>>最新の雨雲・雪雲レーダー

突風にも注意を

また発達した雨雲に近い西日本を中心に風も強まっていて、香川県の引田で22.6m/s、兵庫県の洲本では18.9 m/sの最大瞬間風速を観測。突風にも注意が必要です。

雨風の強いエリアは東へ

雨雪の予想 10日(火)21時
このあとも太平洋側を中心に激しい雨に注意が必要です。四国や近畿、東海の太平洋沿岸では、局地的に1時間に50mm前後の非常に激しい雨となるおそれがあります。道路の冠水や河川の増水に注意してください。

また、沿岸部を中心に局地的に風が強く吹き、瞬間的には25m/sを超える暴風となるおそれがあります。

このあとは雨風が強いエリアは徐々に東へと移っていき、午後は関東や東海でも雨や風が強まるところが出てきます。北日本でもだんだんと雨が降り出し、夜は北海道では雨が強まるので、融雪災害に注意してください。
>>この先の雨の強さや気温