関東は吹き荒れる北風で花粉が大量飛散
各地で花粉光環が出現
2020/03/05 13:34 ウェザーニュース
冬型の気圧配置が強まり、関東各地で北風が吹き荒れています。13時までの最大瞬間風速は栃木県黒磯で25.8m/s、埼玉県熊谷で21.5m/s、東京で20.5m/sを観測しました。東京で20m/sを超える風が吹くのは今年初です。
この強い風で花粉の飛散量が急増し、各地で花粉光環が見られています。ウェザーニュースが設置する花粉観測機、ポールンロボでは13時までに関東全域で約40000個を観測し、60000個を超えた今年一番の2月23日に近い水準です。(なお、今日は砂埃が発生しているため、花粉と似たサイズの塵を検知している可能性があります。)
風が止むと花粉が地上に落下
夕方以降は次第に風が収まってくる見込みです。風が止むと、空中に浮遊していた花粉が地上まで落下し、花粉症の症状が悪化することがあります。外出から戻る際は、家に入る前に衣服などに付いた花粉をしっかりと取り、室内に持ち込まないようご注意ください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)