ウェザーニュースが、東京都が要請を発表する前の3月2〜3日に行った調査によると、お花見に興味がある人のうち、39％は“花見自体控える”、33％は“花見はするが一部変更”と回答していたことが分かりました。(3月2・3日、6705人参加)

今回の調査では“花見自体を控える”と回答している割合が最も多く、年代が上がるほどその割合は高くなっています。
新型コロナウイルスへの警戒感が高まっていることの現れかもしれません。

控えるまではしないものの、“花見はするが一部変更”と回答している方たちも多くなっています。
具体的な変更内容としては、次のようなことが挙げられています。

・場所取りはせず、とどまる事を避ける
・混雑する名所から空いている近くの公園などに変更
・車内から楽しむようにする
・大勢ではなく個人的に行う

いずれも人混みで長いすることを避けてのお花見ということが共通していますね。

“例年通り花見をする”と回答している方の多くは、例年庭や近くの公園でお花見を楽しんでいるため、もとから人混みではない所でお花見を楽しんでいたため変化はないということのようです。

別の日に「お花見へ出かける際、新型コロナウイルス対策を行うか」を調査した結果、7割以上の方が手洗いなどの対策を行う予定と回答しています。(3月3・4日、6916人参加)
すでに皆さんの中で当たり前の行動になりつつあるかもしれませんが、お花見へお出かけの際はこまめな手洗いや咳エチケットなどは徹底するようにしてください。

今年は、有名な名所でワイワイ盛り上がるお花見から、近くの公園などの桜を少人数で落ち着いて楽しむ方が多くなりそうです。
いつもの年なら見逃しがちな本当の桜の姿を、今年はゆっくりじっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。
＞＞桜がある近くの公園を探す