国内:日本域は目立った地震がない一週間に
2月24日(月)から29日(土)までの一週間、日本で震度1以上の揺れを観測する地震は24回発生しています。震度3以上の地震はなく、地震の規模で見ても、最も大きなものが25日(火)に三陸沖で発生したマグニチュード4.7の地震です。
全体としては太平洋側の地震が多く、26日(水)の千葉県東方沖、28日(金)の日向灘を震源とする地震では最大震度2を観測しています。
日向灘で震度1以上の地震は今年3回目。去年は2月までに5回発生しているため、特に多い訳ではありません。静かな時は大きな地震だけでなく、こうした小さな地震の活動にも目を光らせておく必要があります。
全体としては太平洋側の地震が多く、26日(水)の千葉県東方沖、28日(金)の日向灘を震源とする地震では最大震度2を観測しています。
日向灘で震度1以上の地震は今年3回目。去年は2月までに5回発生しているため、特に多い訳ではありません。静かな時は大きな地震だけでなく、こうした小さな地震の活動にも目を光らせておく必要があります。
世界:イラン・トルコの国境付近で強い地震続き被害も
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。
24日(月)にイランとトルコの国境付近でマグニチュード6.0の地震が起きました。深さは約10kmで地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。約10時間前にはほぼ同じ震源でマグニチュード5.7の地震が発生したばかりで、震源付近では建物の倒壊などがあり、多くの死者や負傷者が出ました。
イラン・トルコの国境付近はユーラシアプレートとアラビアプレートの境界にあたり、今回と同じような浅い震源の強い地震が頻繁に発生しています。
今回の震源から少し西に離れた所では2011年にマグニチュード7.1、北に離れた所では1976年にマグニチュード7.3の地震が発生。2011年は500人以上、1976年は4000人近い(さらに多いという記録もある)死者が出ました。
24日(月)にイランとトルコの国境付近でマグニチュード6.0の地震が起きました。深さは約10kmで地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。約10時間前にはほぼ同じ震源でマグニチュード5.7の地震が発生したばかりで、震源付近では建物の倒壊などがあり、多くの死者や負傷者が出ました。
イラン・トルコの国境付近はユーラシアプレートとアラビアプレートの境界にあたり、今回と同じような浅い震源の強い地震が頻繁に発生しています。
今回の震源から少し西に離れた所では2011年にマグニチュード7.1、北に離れた所では1976年にマグニチュード7.3の地震が発生。2011年は500人以上、1976年は4000人近い(さらに多いという記録もある)死者が出ました。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。