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3月も高温傾向が続く 東京では観測史上一番早い桜開花の可能性(気象庁1か月予報)

2020/02/27 16:32 ウェザーニュース

気象庁は27日(木)、2月29日~3月28日までの1か月予報を発表しました。

冬の期間の暖冬傾向が継続し、3月も平均気温は全国的に高い状況が続く見込みです。特に3月前半にかけては平年よりかなり高くなります。

気温は全国的に高く、桜の生長は早い

2月の後半は高気圧と低気圧が交互に通過し、天気が周期的に変化しました。この先も寒気は南下しにくく、暖かい空気が流れ込みやすい見込みで、1か月の平均気温は全国各地で平年よりも高い予想です。

気象庁は西日本や東日本、北日本に高温に関する早期天候情報を発表しました。3月前半は特に気温が平年を大幅に上回る見込みです。
気温の高い日が多いため、桜の生長は順調に進み、東京や福岡では全国のトップを切って3月16日に桜が開花する見込みで、東京では観測史上最も早い桜の開花日と並びそうです。

冬型現れにくく、北日本の日本海側は雪や雨の日少ない

冬型の気圧配置が現れにくく、日本付近の天気は周期的に変化する見込みです。東日本や北日本の日本海側では降雪量が平年より少なくなります。雪解けも例年より早く進みそうです。

また、沖縄や奄美では気圧の谷や湿った空気の影響を受けにくく、高気圧に覆われやすくなります。日照時間が平年並みか平年より多くなって、降水量は平年並みか平年より少ない見込みです。
>>この先3か月間の天気傾向