目の疲れで肩こり、頭痛や吐き気も
吉田院長は、肩こりだけでなく頭痛や吐き気に悩むAさん(女性・38歳)の症例を紹介します。
Aさんは体力と健康には自信があったのですが、係長に昇進して忙しくなり、それまで通っていたスポーツジムから足が遠ざかり、首や肩が張るようになりました。コンタクトレンズを使用していましたが、パソコン作業が増えて、目がかすみ、涙が出るなど眼精疲労を実感するようになり、時々頭痛も起こりました。
Aさんは整形外科を受診して薬を処方してもらいましたが、症状が改善しないので眼科を紹介されました。眼科で検査すると視力が低下し、装着しているコンタクトレンズの度が合っていないことを指摘されました。適切なレンズに変更したところ、肩や首の張りが軽くなり、頭痛と吐き気がおさまりました。視力低下と度の合わないレンズが肩こりの原因だったのです。
Aさんは体力と健康には自信があったのですが、係長に昇進して忙しくなり、それまで通っていたスポーツジムから足が遠ざかり、首や肩が張るようになりました。コンタクトレンズを使用していましたが、パソコン作業が増えて、目がかすみ、涙が出るなど眼精疲労を実感するようになり、時々頭痛も起こりました。
Aさんは整形外科を受診して薬を処方してもらいましたが、症状が改善しないので眼科を紹介されました。眼科で検査すると視力が低下し、装着しているコンタクトレンズの度が合っていないことを指摘されました。適切なレンズに変更したところ、肩や首の張りが軽くなり、頭痛と吐き気がおさまりました。視力低下と度の合わないレンズが肩こりの原因だったのです。
肩こりを悪化させる生活習慣とは
「肩こりやその背景の眼精疲労の原因は生活習慣に潜んでいることがあります。上記8項目をチェックして、ご自分の生活習慣を見直してください」(吉田院長)
作業時間と休み時間のバランスは、90分のデスクワークに対して10分程度の休憩を入れて、背伸びや首回しなどのストレッチを行う必要があります。
「毎日通勤している人も、最近は新型コロナの感染を避けるために、テレワークや自宅待機で出勤しないケースがあります。そういう人は運動不足になりがちなので、軽いジョギングや早足散歩などで運動してください」(吉田院長)
日常生活のチェックと改善をしても肩こりが改善しなければ、頸肩(けいけん)症候群や頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニアなど内科的・整形外科的な病気が潜んでいることがありますので、専門医の検査が必要です。通常なら肩こりで受診するのは整形外科ですが、頭痛やめまいであれば神経内科、首の痛みや手足のしびれであれば脳神経外科で診てもらえます。
快適に春を過ごすためにも、肩こりに悩まされている人は、まず生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
作業時間と休み時間のバランスは、90分のデスクワークに対して10分程度の休憩を入れて、背伸びや首回しなどのストレッチを行う必要があります。
「毎日通勤している人も、最近は新型コロナの感染を避けるために、テレワークや自宅待機で出勤しないケースがあります。そういう人は運動不足になりがちなので、軽いジョギングや早足散歩などで運動してください」(吉田院長)
日常生活のチェックと改善をしても肩こりが改善しなければ、頸肩(けいけん)症候群や頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニアなど内科的・整形外科的な病気が潜んでいることがありますので、専門医の検査が必要です。通常なら肩こりで受診するのは整形外科ですが、頭痛やめまいであれば神経内科、首の痛みや手足のしびれであれば脳神経外科で診てもらえます。
快適に春を過ごすためにも、肩こりに悩まされている人は、まず生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。