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鈴鹿山脈が「馬の背を分ける」?

2020/02/26 13:35 ウェザーニュース

今日26日(水)の近畿は低い雲が広がり、一部で弱い雨が降っています。

しかし、琵琶湖の東側にはくっきりと雲が切れ、よく晴れているエリアがあります。

一体なぜなのでしょうか。

鈴鹿山脈が風をブロック

実はここには1000m前後の鈴鹿山脈があり、低い雲がせき止められているのです。

日照を見ても、その差がはっきりと出ていることが分かります。

夕立のとき、ある地域を境にして一方では降っているのに他方では晴れている様子を「馬の背を分ける」と表現しますが、今回まさに馬の背を分けているのがこの鈴鹿山脈なのです。

近畿エリアはこのあとも雲の多い空が続く一方で、山の東側にあたる三重県北部は晴れて過ごしやすい陽気が続く見込みです。
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