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夏にかけて気温の高い傾向が続く【暖候期予報】

2020/02/25 16:58 ウェザーニュース

気象庁は25日(火)、3月から5月にかけての3か月予報とこの夏の暖候期予報を発表しました。

気温は平年並みか高い予想

3月から5月の春の気温は平年より高く、6月から8月の夏も平年並みか平年より高くなる見込みです。

現在、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生しておらず、今後も夏にかけてはどちらも発生しない平常の状態が続く可能性が高いとみられます。
偏西風が北に蛇行しやすい傾向は今後も続き、上空の寒気が流れ込みにくくなります。
春先も日本付近は暖かい空気に覆われやすく、冬型の気圧配置は続きにくい予想です。3月は北日本の日本海側で平年より雪や雨の日が少なく、4月から5月は天気が周期的に変化します。
6月から7月の天気傾向
6月から7月前半の梅雨シーズンは、高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込んで梅雨前線の活動が活発になる時期がある見込みです。
7月から8月の天気傾向
7月下旬から8月は、太平洋高気圧の本州付近への張り出しが強くなります。チベット高気圧の日本付近への張り出しもやや強くなることが予想されていることから、昨年のような猛烈な暑さとなるかもしれません。

降水量は平年並み 梅雨は大雨警戒

6月から8月の降水量は全国的にほぼ平年並みとなる見込みです。

梅雨時期は、沖縄や奄美で平年並みか多くなる見込みです。梅雨前線が活発化するおそれがあるため、本州でも大雨には警戒が必要となります。
>>エリアごとの詳しい見解は?