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前線通過で九州で激しい雨　強まる風にも注意

2020/02/22 09:41 ウェザーニュース

今日2月22日(土)は、低気圧が発達しながら日本海を北東に進んでいます。この低気圧から伸びる寒冷前線が西日本付近を通過中で、九州では明け方に激しい雨を観測しました。前線は今夜にかけて東日本や北日本を通過し、各地で雨を降らせる見込みです。

また、低気圧は明日朝にかけてさらに発達しながら北海道の東へ進むため、今夜から明日にかけて北日本では暴風を伴って雨や雪が降り、荒れた天気に警戒が必要です。
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長崎市で1時間に31mmの雨を観測

九州では活発な雨雲通過時に強い雨が降り、長崎市にあるアメダス長浦岳では4時14分までの1時間に31.0mmの激しい雨を観測しました。同アメダスにおいては、2月の1位の値を更新する記録でした（1976年の統計開始）。

寒冷前線は昼頃から午後にかけて近畿や東海を通過し、夕方から夜には関東や北日本の各地で雨が降る予想です。出かけるときに雨が降っていなくても油断をせず、丈夫な雨具を持ってお出かけください。

風も強まる　関東では春一番の可能性も

風の予想　今日15時
前線の通過前は南風が、前線の通過後は西風が各地で強まる予想です。風向きや風の強さが基準に達したと判断された場合、関東では「春一番」の発表があるかもしれません。

また、風が強く吹いていて雨の降っていない時間帯には、花粉が非常に多く飛ぶおそれがあります。花粉症の方は可能な限りの対策をした方が良さそうです。
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北日本では明日にかけ荒天に

予想天気図　明日9時
低気圧は明日朝にかけてさらに発達しながらオホーツク海に進み、今夜から明日にかけて北日本では暴風を伴って雨や雪が降り、荒れた天気に警戒が必要です。

北海道では今日の降り始めは雨の所もありますが、明日は冬型の気圧配置が強まるため雪に変わり、吹雪となるおそれがあります。外出の予定がある方は、交通情報や運行情報を確認の上、予定の変更等もご検討ください。
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