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リップクリームに3分類 あなたの唇に効果的なのは

2020/02/28 05:52 ウェザーニュース

2月22日に関東地方で昨年より2週間以上も早く春一番が吹きましたが、寒の戻りもあり、まだまだ乾燥が続くこの時期は唇荒れ対策にリップクリームが欠かせません。しかし、リップクリームはどれも同じなわけではありません。唇の状態に合ったリップクリームを、みなさんは選べていますでしょうか?

「リップクリーム」にはどのようなタイプがある?

リップクリームが一番売れる時期は、唇の荒れやすい冬。「富士薬品ドラッグストアグループ DRUG ユタカ」にお話を伺ったところ、「最も売れるのは12月。ついで11月、10月、1月です」と言います。

しかし、春に向かう今の時季もまだ油断は禁物。花粉対策といっしょに、唇の守りも万全にしておきましょう。

リップクリームは使用目的や配合成分などによって、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の3つに分類できます。それぞれの特色を把握して、現在の唇の状態に、最も効果的なものを選んでください。

【医薬品】
唇の荒れを治療する目的でつくられていて、唇の炎症や荒れを治すのに有効な成分が入っています。

【医薬部外品】
唇の荒れを予防する目的でつくられています。唇が荒れていないとき、もしくは唇の荒れがひどくないときに使用します。

【化粧品】
保湿成分がメインに配合されています。唇の保湿と紫外線対策におすすめです。

リップクリームは就寝中も効果あり!

リップクリームは、日中に使うものというイメージがありますが、寝る前の使用も効果的です。おすすめは、保湿成分やワセリンなどが含まれたもの。保湿成分やワセリンによる密封膜が唇を包みこみ、角質層をつくる働きをうながして、翌朝にはプルプルな唇に導いてくれます。

なお、リップクリームをぬる際は、必ずティッシュなどで、唇の汚れを取り除いてから使ってください。歯磨き後は、歯磨き粉の成分が残っていることもあるので、注意が必要です。
また、ぬる際は唇に押しつけすぎずに、優しくぬるようにしてください。

唇のケアは冬だけでなく、一年を通しておこなうものです。手軽にケアができるリップクリームで、唇を守りたいですね。

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参考資料など

取材協力/富士薬品ドラッグストアグループ DRUG ユタカ