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冬の巻き返しは一時的 3月は季節の歩みが加速(気象庁1か月予報)

2020/02/20 14:47 ウェザーニュース

気象庁は2月20日(木)、2月22日から3月21日までの1か月予報を発表しました。2月中は一時的な寒気の南下があるものの、3月に入ると全国的に高温傾向。季節の歩みは加速する見込みです。

3月は全国的に高温 雪解けは例年よりも早まる

この先1か月の気温傾向
偏西風が北に蛇行しやすい状況が継続します。2月中は一時的に寒気が流れ込むことがあり、寒暖差が大きくなる見込みです。

3月に入ると暖かな空気が優勢となって、全国的に気温の高い状況が続きます。1か月の平均気温は平年よりも高い予想です。冬の雪が少ないことに加え、気温が高くなるため、多雪地域は例年以上に早く融雪が進むと見られます。

3月下旬には東京などが桜の見ごろに

全国の主な名所の桜開花予想
3月に入って気温の高い日が続くと、桜のつぼみの生長が進んでいきます。開花目前で気温が極端に上昇すれば、一気に咲きだす可能性もありますので、開花が近づいてきたら、日々の気温変化にも注目です。
»ウェザーニュース桜情報

降水量は少ないものの、一時的な強い雨には注意

この先1か月の降水量
高気圧に覆われて晴れる日が多いため、降水量は平年並みか少ない予想となっています。

ただ、暖かな空気が入り込みやすい分、低気圧や前線の通過時は日本付近で雨雲が発達しやすく、一時的な雨の強まりには注意が必要です。
»この先3か月間の天気傾向