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春への歩みはハイペース 桜の生長は順調に進む(気象庁1か月予報)

2020/02/13 16:26 ウェザーニュース

気象庁は2月13日(木)、2月15日から3月14日までの1か月予報を発表しました。冬から春へ移り変わる時期で、気温変化が大きくなるものの、1か月の平均気温は全国的に高い状況が続く見込みです。

気温は全国的に高く、桜の生長は早い

この先1か月の気温傾向
2月に入って次々に寒気が流れ込んだ影響で、北日本は最近10日間の平均気温が平年よりも低くなりました。
今後は寒気が流れ込んでも一時的で、1か月の平均気温は全国各地で平年よりも高い予想です。大きな寒暖差があっても、暖かな空気が優勢で、春への歩みは引き続きハイペースになります。

気象庁は全国の広い範囲に高温に関する早期天候情報を発表しました。20日(木)から21日(金)以降の5日間程度は気温が平年を大幅に上回る見込みです。
全国の主な名所の桜開花予想
気温の高い日が多いため、桜の生長は順調に進み、早く咲きだすところが多くなります。そろそろお花見の予定を考えておく必要がありそうです。
>>ウェザーニュース桜情報

低気圧が北日本を通過、北海道で雨が多い

この先1か月の降水量
冬型の気圧配置は長くは続きません。日本付近で寒気と暖気がぶつかり合うことで、低気圧が発生、発達して、この期間は北日本を通過しやすくなる見込みです。

西日本から東北の降水量はほぼ平年並み、北海道の太平洋側やオホーツク海側では平年並みか多い予想となっています。

来週は一時的な寒気の南下で、日本海側はまとまった雪の降るところがあります。その後は再び暖かな空気に覆われるため、北日本の雪解けは早く進む見込みです。
>>この先3か月間の天気傾向