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花粉 関東南部で本格飛散開始 明日も「やや多い」予想

2020/02/13 01:26 ウェザーニュース

本格的な春を前に、花粉の飛散量が増え始めています。

民間気象情報会社のウェザーニューズは、2月12日(水)に東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・静岡県の5都県が、花粉の本格飛散シーズンに入ったと発表しました。

花粉観測ロボットで観測中

ウェザーニュースでは、独自の花粉観測機「ポールンロボ」を全国に設置して、リアルタイムに花粉の飛散状況を監視しています。成人の吸い込む呼吸に相当する量の空気を取り入れ、花粉の個数を計測する仕組みです。

今日17時までに、1日あたりの花粉観測数が30個を超えたポールンロボの台数は、設置数のうち東京都内で27%、神奈川県で57%、埼玉県で40%、千葉県で41%、静岡県で33%に達しました。

ウェザーニュースの利用者の花粉症の症状を集計すると、症状があると回答した方の割合が、東京都で30%、神奈川県で43%、埼玉県で37%、千葉県で27%、静岡県で29%にのぼっています。

明日も「やや多い」予想

花粉飛散予想
花粉の飛散が始まっている地域では、雨の降っていないときや、気温の高いとき、風の強いときに飛散量が多くなるといわれます。

今夜から明日13日(木)にかけては西日本や東日本で雨の降るところが多い予想ですが、午後には天気が回復して気温が上がるところが多い予想です。このため、明日も花粉の飛散がやや多い予想となっています。

花粉症の方は油断をせずに、薬などで対策を行うことをおすすめします。
» 花粉飛散状況・予想