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積雪地帯は昇温で雪解け進む 屋根からの落雪やなだれに注意

2020/02/12 14:43 ウェザーニュース

今シーズンは暖冬傾向が顕著でしたが、今月に入って上空に強い寒気が流れ込み、寒い日が続きました。
北陸や北日本の日本海側ではまとまった雪が降り、札幌では2月3日以降、昨日11日(火)まで9日連続で雪が降り、総降雪量が102cmと1mを超えました。先月1か月の札幌の降雪量は85cmだったので、10日足らずで先月1か月分を超える雪が降ったことになります。

1か月半ぶりに7℃超え

一方、今日12日(水)は上空の寒気は後退し、ここ数日の低温傾向が解消されています。札幌では14時までに7.3℃まで上がりました。7℃を超えるのは昨年大晦日以来、およそ1か月半ぶりのことです。

路面状況の悪化に注意

今日は各地で昨日より気温が高く、積雪が多くなっているエリアでも気温が上がっているため、積雪量が一気に減少しています。北海道後志地方の余市(よいち)や赤井川(あかいがわ)では昨日のピーク時から約一日で30cm以上積雪が減少しました。
これまで積もった雪が溶けて足元が悪くなったり、道路の冠水、雪解け水が一気に川に流れ込むことによる洪水、屋根からの落雪やなだれなどが心配されます。

できる対策は早めに行い、雪下ろしの作業は複数の人で行うなど、安全第一を心がけてください。

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参考資料など