国内:茨城県沖でM5.7 関東、東北の広い範囲で震度2
6日(木)20時20分頃、茨城県沖を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生しました。震度3以上を観測した地点はありませんでしたが、震度2の揺れがあった地域は、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都と1都7県の広範囲に及びました。
この地震の震源は深さが約54km、地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ、逆断層型と解析されています。プレートの境界もしくは、その付近で発生した地震と見られます。
今回の似たタイプの地震としては、2018年9月にマグニチュード5.5があり、この時は少し陸地に震源が近かったため、最大震度4を観測。また、東日本大震災直後の頻発した地震をのぞいても、2008年5月に、マグニチュード7.0の地震が発生。茨城県水戸市で震度5弱を観測するなど、関東周辺での地震多発地域のひとつです。
この地震の震源は深さが約54km、地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ、逆断層型と解析されています。プレートの境界もしくは、その付近で発生した地震と見られます。
今回の似たタイプの地震としては、2018年9月にマグニチュード5.5があり、この時は少し陸地に震源が近かったため、最大震度4を観測。また、東日本大震災直後の頻発した地震をのぞいても、2008年5月に、マグニチュード7.0の地震が発生。茨城県水戸市で震度5弱を観測するなど、関東周辺での地震多発地域のひとつです。
世界:フィリピン・ミンダナオ島沖でM6.0
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。6日(木)にフィリピンのミンダナオ島南東沖でマグニチュード6.0の地震が発生しました。
ミンダナオ島では昨年秋以降、強い地震が多発し、大きな被害に見舞われました。今回の地震はこの時とは違い震源が海底だったため、陸地まで大きな揺れが到達することはありませんでした。
地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されており、この地域で多く見られるパターンです。ミンダナオ島の南海上はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界にあたるため大きな地震が頻発し、1972年にはマグニチュード8.0、最近では2018年のマグニチュード7.0の地震が発生しています。
ミンダナオ島では昨年秋以降、強い地震が多発し、大きな被害に見舞われました。今回の地震はこの時とは違い震源が海底だったため、陸地まで大きな揺れが到達することはありませんでした。
地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されており、この地域で多く見られるパターンです。ミンダナオ島の南海上はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界にあたるため大きな地震が頻発し、1972年にはマグニチュード8.0、最近では2018年のマグニチュード7.0の地震が発生しています。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。