あなたの口内炎はどのタイプ?
「口内炎は、口の中とその周辺の粘膜にできる炎症の総称です。口角なら『口角炎』、唇なら『口唇炎』、歯ぐきなら『歯肉炎』、舌なら『舌炎』と呼ばれます。その口内炎にはいくつかのタイプがあります」というのは、恵比寿一丁目 小島デンタルクリニック(東京都渋谷区)の小島将太郎院長です。
一番多いのが「アフタ性口内炎」。ストレスや心身の疲れ、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB群)などが原因で免疫力が低下してできます。2〜10mmの白い潰瘍(アフタ)が、唇や頬の内側、歯ぐき、舌などにできます。
「ウイルス性口内炎」は、ウイルスや細菌の感染でできます。特徴は、初期に水泡がいくつもできて、その水泡が破れてただれたり潰瘍ができます。赤く炎症を起こしたり、強い痛みを伴うことがあります。
頬の内側を噛んだり、熱いものを食べたり、入れ歯が引っかかって傷になるなど、物理的な刺激でできるのが「カタル性口内炎」。アフタ性口内炎と違って境目がわかりにくいのが特徴です。また、不適合補綴物(詰め物や被せ物)による刺激で悪化することもあるので、その場合は歯の詰め物などを交換するようにしましょう。
一番多いのが「アフタ性口内炎」。ストレスや心身の疲れ、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB群)などが原因で免疫力が低下してできます。2〜10mmの白い潰瘍(アフタ)が、唇や頬の内側、歯ぐき、舌などにできます。
「ウイルス性口内炎」は、ウイルスや細菌の感染でできます。特徴は、初期に水泡がいくつもできて、その水泡が破れてただれたり潰瘍ができます。赤く炎症を起こしたり、強い痛みを伴うことがあります。
頬の内側を噛んだり、熱いものを食べたり、入れ歯が引っかかって傷になるなど、物理的な刺激でできるのが「カタル性口内炎」。アフタ性口内炎と違って境目がわかりにくいのが特徴です。また、不適合補綴物(詰め物や被せ物)による刺激で悪化することもあるので、その場合は歯の詰め物などを交換するようにしましょう。
歯みがき、うがいで口の中を清潔に
「口内炎はどのタイプでも、口の中で細菌が繁殖することで発症し、放っておくと悪化します。そのため、口内炎ができたら丁寧な歯みがきに加えて、フロスや歯間ブラシを使って細菌を減らせば早く治せます。また、冬は空気の乾燥で口の中が乾いて細菌が繁殖しやすいので、こまめに水分を取り、食事はよく噛んで唾液の分泌を促してください」(小島院長)
睡眠不足やストレスがたまると免疫力が低下して口内炎ができやすく、また治りにくくなります。十分な睡眠、規則正しい生活、バランスのとれた食事も大切です。
「口内炎は2週間ほどで自然治癒しますが、よく口内炎ができたり、口内炎が長引いたりする人は、睡眠不足、ストレス、栄養バランスの崩れなどが考えられます。そういう意味で、口内炎は体調不良のサインといえます」(小島院長)
口内炎が長引いたり、症状の範囲が広がったりする場合は、口腔がんや前がん病変など隠れた病気のことも珍しくないといいます。口腔外科や歯科医院では口内炎の治療に、うがい薬や軟膏などを処方しています。口内炎がつらい人、心配な人は、受診してはどうでしょうか。
睡眠不足やストレスがたまると免疫力が低下して口内炎ができやすく、また治りにくくなります。十分な睡眠、規則正しい生活、バランスのとれた食事も大切です。
「口内炎は2週間ほどで自然治癒しますが、よく口内炎ができたり、口内炎が長引いたりする人は、睡眠不足、ストレス、栄養バランスの崩れなどが考えられます。そういう意味で、口内炎は体調不良のサインといえます」(小島院長)
口内炎が長引いたり、症状の範囲が広がったりする場合は、口腔がんや前がん病変など隠れた病気のことも珍しくないといいます。口腔外科や歯科医院では口内炎の治療に、うがい薬や軟膏などを処方しています。口内炎がつらい人、心配な人は、受診してはどうでしょうか。
参考資料など
取材協力/恵比寿一丁目小島デンタルクリニック