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厳しい寒さや雪は束の間 来週中頃から一気に春本番の陽気

2020/02/06 17:37 ウェザーニュース

昨日5日(水)から今日6日(木)にかけては強い寒気の南下に伴い、全国的に真冬を思わせる寒さとなり、日本海側は大雪に見舞われました。週明けまでは寒気の流れ込みやすい状況が続くものの、来週中頃からは状況が一変。南から暖かな空気が流れ込み、春本番の陽気になる見込みです。

上空1500m付近の気温の予想を見ると、平地で雪を降らせる目安の-6℃のラインは北海道の北に後退し、+6℃のラインが西日本まで北上します。日差しが出れば15℃を上回るほどの暖かな空気です。

気温上昇で融雪や花粉の飛散のおそれ

ウェザーニュースによる各地の予想を見ると、12日(水)頃から気温が上昇します。西日本から関東では15℃を超える所があり、北日本でも10℃近くまで上がる見込みです。気象庁は6日(木)、北海道から沖縄の全国を対象に、高温に関する早期天候情報を発表しています。

今回の寒気で雪が多く降った地域では融雪が急速に進み、山沿いでは雪崩、市街地では屋根からの落雪が発生しやすくなります。融雪と雨による川の増水にも注意が必要です。また、関東以西では雨が止んだタイミングで、花粉の大量飛散の可能性があります。
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