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東京で今季最低の湿度18% ウイルスの流行に注意

2020/02/06 19:34 ウェザーニュース

今日6日(木)は冬型の気圧配置が強まり、関東各地は広い範囲で冬晴れとなっています。今シーズン一番の冷たく乾いた空気が流れ込んできたことで、東京の湿度は13時37分に18%まで低下しました。

20%を割り込むのは去年11月6日以来で、今季最も低い湿度です。また、千葉は12%、熊谷や水戸でも20%を観測しました。気温も低いため、空気中の水蒸気は非常に少なく、カラカラ状態となっています。

ウイルスが活発になりやすい条件揃う

インフルエンザウイルスなどは、気温が低く、乾燥している時に活動が活発になると言われています。今日はこの冬以降でも最もこの条件を満たしていると言って良い状況です。

さらに昨日からの気温変化が大きく、体調そのものも崩しやすくなります。手洗いやうがい、十分な休養などより一層の対策を心掛けてください。

都道府県別ウイルス対策指数

ウェザーニュースの「インフルエンザウイルス対策指数」では、都道府県別にインフルエンザ対策の必要度を"非常に高い""高い""中""やや低い""低い"の5ランクで確認することができます。
3日先までの"インフルエンザウイルス対策指数"と、1日の中で対策指数が最も高くなる際の気温と湿度を表示。マスクや手洗い、加湿器の使用などの対策にお役立てください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
blue skyさん