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今季最強寒気でスキー場に待望の雪 今週末は新雪に期待

2020/02/06 14:18 ウェザーニュース

暖冬の影響で全国的にスキー場は深刻な雪不足が続いており、先週1月30日の時点で滑走可能なスキー場の割合は68.7%にとどまっていました。
しかし、今週は今季最強クラスの寒気が流れ込み、日本海側のスキー場を中心に待望の雪が降っています。

滑走可能なスキー場は10ポイント上昇

2月6日のウェザーニュース独自取材より
ウェザーニュースが取材している全国約400ヶ所のスキー場のうち、滑走可能な割合は2020年2月6日現在で79.8%。
先週の1月30日時点では68.7%だったので、滑走可能なスキー場の割合はおよそ10ポイント上昇しました。

北陸でも20%台に回復へ

2月6日(木)の時点で滑走可能なスキー場の割合は以下の通りとなっています。

・北海道  94.4%
・東北   83.3%
・関東北部(栃木・群馬)91.7%
・甲信   94.8%
・新潟   70.5%
・東海   79.2%
・北陸   20.0%
・近畿   60.9%
・中国   41.7%
・四国九州 100.0%
(2月6日(木)時点の取材)

先週は滑走可能のスキー場が一桁台だった北陸は20%台にまで回復。その他の地域も軒並み上昇しています。

>>オープンしているスキー場を検索

今週末は新雪に期待 今季最後のチャンスか

週末にかけて強い寒波が流れ込み、日本海側のスキー場では積雪量が増えて滑走可能なスキー場やコースが増えると見られます。週末や11日(祝・火)は、新雪が降り積もった良コンディションに期待。一時的に雪が強まったり吹雪となる事はありますが、スキーやスノーボードを楽しむには問題なさそうです。

ただ、来週後半になると気温が上がり、再び積雪量が減少してしまうおそれがあります。
雪質の良いゲレンデを満喫できるのは、残念ながら今週末がラストチャンスとなるかもしれません。
スキー・スノーボードへ行く予定のある方は、今週末がおすすめです。

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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) こうちゃんさん