かさつき・粉ふき
保湿系のクリーム・ローションなど
乾燥肌の初期の段階です。
ワセリン、スクワラン、セラミドなどを含む保湿系のクリームやローションがおすすめです。「寝る前に気になるところにたっぷりクリームを塗りましょう。一晩でかなり改善が望め、毎晩続ければ比較的スムーズによくなります」(野村先生)
ワセリン、スクワラン、セラミドなどを含む保湿系のクリームやローションがおすすめです。「寝る前に気になるところにたっぷりクリームを塗りましょう。一晩でかなり改善が望め、毎晩続ければ比較的スムーズによくなります」(野村先生)
ゴワゴワ(硬くなる)
尿素系のクリーム
指先、ひじ、ひざ、かかとなどに多いのが、皮膚が角化している状態です。尿素には保湿効果のほか、角化した肌をやわらかくする効果も望めます。「ただし、尿素系のクリームは、荒れてしまった肌や傷には刺激になることもあります。ある程度肌がやわらかくなったら、保湿系やビタミン系のものに切り替えるといいでしょう」(野村先生)
かゆみ・痛み
ビタミン系・かゆみ止め系
かぶれ、軽いあかぎれ、しもやけなどでかゆみや痛みを感じる人には、クロタミトン、ジフェンヒドラミンなどの、かゆみ止め成分が配合されたものや、ビタミンE配合のクリームがおすすめです。ビタミンEは、血行を改善する効果もあります。「冷えや乾燥がひどい場合は、マッサージをしながらたっぷり塗ると効果的です」(野村先生)
乾燥を感じていない段階
保湿系のローションなど
「乾燥肌でなければ、今のお手入れを持続するのが一番でしょう。ただし、自覚がないだけで、太ももやわき腹など見逃しがちな部位が乾燥しているケースもあります。保湿系のローションを塗って肌がすべすべになったことで、自分の肌荒れに初めて気づく人もいます」(野村先生)
「クリームがベタベタして苦手」なら?
クリームなどは、使用量を守ることが大切です。「ベタベタする」と敬遠する人は、「昼間はローションや乳液など軽いタイプをこまめに使い、寝るときにクリームをしっかり塗ってください。重ね塗りをしたり、クリームを塗った後に綿などの手袋をはめるのも効果的です」(野村先生)
大切なのは、こまめなケア。乾燥しがちな時期は、手を洗った後やお風呂上がりなどに、必ず保湿してください。「それでも肌荒れが進むケースもあります。じくじくしたり、出血したり、かゆみで無意識にかいてしまうようになったら、すぐに医療機関での適切な治療を受けましょう」(野村先生)
冬は肌に厳しい季節です。あきらめずにお手入れして、健やかな肌を守りましょう。
大切なのは、こまめなケア。乾燥しがちな時期は、手を洗った後やお風呂上がりなどに、必ず保湿してください。「それでも肌荒れが進むケースもあります。じくじくしたり、出血したり、かゆみで無意識にかいてしまうようになったら、すぐに医療機関での適切な治療を受けましょう」(野村先生)
冬は肌に厳しい季節です。あきらめずにお手入れして、健やかな肌を守りましょう。