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正しい手洗いや咳エチケットで感染症対策

インフルエンザや新型コロナウイルス等から身を守る

2020/01/31 08:26 ウェザーニュース

ここ最近、新型コロナウイルスが各メディアで取り上げられ注目されています。
厚生労働省によると、風邪やインフルエンザと同様に、まずは手洗いやマスク着用、咳エチケット等の通常の感染症対策を行うことが重要とのことです。

ちょうど今は風邪やインフルエンザも流行する季節。ご自身の健康のためにも、ここで「手洗い」「咳エチケット」について今一度おさらいをしていきたいと思います。

【手洗い】親指や手のしわの汚れを忘れがち

東京都感染症情報センターHPをもとに作成
<流水による手洗いの手順>
1、石けんをつけ、手のひらをよくこする。
2、手の甲を伸ばすようにこする。
3、指先・爪の間を念入りにこする。
4、指の間を洗う。
5、指先と手のひらをねじり洗いする。
6、手首も忘れずに洗う。

【手洗い前の注意点】
爪を短く切る
時計や指輪をはずす

【汚れが残りやすいところ】
指先や爪の間
指の間
親指の周り
手首
手のしわ

【手洗い後の注意点】
手洗い後十分に水で流し、ペーパータオルや清潔なタオルで良く拭き取ってかわかしましょう。
手拭用タオルは共有せず、ペーパータオル等を使い毎回タオルを交換するか、個人用タオルを利用しましょう。

【咳エチケット】周囲への飛散や付着防止

厚生労働省HPを参考に作成
当然ではありますが、大きく口を開けて「ゴホッゴホッ」と咳をすると、しぶきを撒き散らしているのでもちろんNG。また、咳やくしゃみを手でおさえるのもNG。咳やくしゃみを手でおさえると、その手にウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の人に感染させるおそれがあるからです。
厚生労働省HPを参考に作成
良い例をご紹介していきます。

1、マスクを着用する
鼻から顎までを覆い、隙間がないように装着するのがポイントです。

2、マスクがないときはティッシュやハンカチで口・鼻を覆う
ティッシュはすぐゴミ箱に捨て、ハンカチはなるべく早く洗うようにしてください。

3、とっさのときは袖で口・鼻を覆う
ティッシュやハンカチが間に合わない時は、手で覆いがちですが、袖や上着の内側を使って口・鼻を覆う方が効果的です。

参考資料など

イラスト画像提供:厚生労働省、東京都感染症情報センター