インフルエンザの感染経路とは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスにより感染する病気です。咳などにより飛んだ飛沫に含まれるウイルスを吸い込んでうつる「飛沫感染」と、感染した人が咳を手で押さえたり、鼻をかんだ後に触れた場所に他の人が触れ、さらにその手で自身の鼻や口に触れることでうつる「接触感染」があります。
インフルエンザウイルスに感染した家族を看護する場合も、この2種類の感染経路を断つよう気をつける必要があります。具体的に注意すべきポイントは以下の7つです。
インフルエンザウイルスに感染した家族を看護する場合も、この2種類の感染経路を断つよう気をつける必要があります。具体的に注意すべきポイントは以下の7つです。
看護するとき注意すべきポイント
(1)看護する人を決める
なるべく患者さんに接触する人を少なくします。できれば看護する人は、1人にします。
(2)使い捨てマスクや手袋をする
看護をするときは、使い捨てのマスクを着用します。嘔吐物などを処理は、手袋をして行います。
(3)患者さんの環境を整える
個室など、できるだけ他の家族と離れ、安静に過ごせる環境を整えます。ティッシュを捨てるゴミ箱や、水分補給の用意などもしておきましょう。マスクをつけてもらったり、コップや食器を他の家族と分けることも大切です。
(4)看護した後は手洗い
使ったマスクや手袋は捨てて、手を洗いましょう。流水と石鹸を使って、15秒以上丁寧に洗います。手が洗えない場合、手指消毒用のアルコール製剤を使うのも有効です。
(5)ゴミに触らない
看護で使ったマスクや手袋、患者さんの使用したティッシュなどは、ビニール袋に入れて、きちんと口を閉じて捨てます。他の人が触らないようにしましょう。
(6)食器や服にも注意
患者さんの使った食器や服は、いつも通りに洗えば問題ありません。ただし、それらに触れた後は、手を洗うようにしましょう。
(7)よく触れる場所を清掃・消毒
患者さんや家族がよく触れる場所を清掃・消毒するようにします。水と洗剤によるふき取り清掃か、「次亜塩素酸ナトリウム」や「消毒用エタノール」などの消毒剤を使用するのが望ましい。
触れやすいのは、机、ドアノブ、スイッチ、階段の手すり、テーブル、いす、トイレの流水レバー、便座などです。また、清掃・消毒をした後は、手を洗いましょう。
※洗剤・消毒剤の使用は、製品の注意書きに従い、換気等に十分注意しましょう
このほか、栄養や睡眠を十分にとって病気への抵抗力を高めておくなど、基本的なことも重要です。
インフルエンザは非常に感染力の強い病気です。特に、高齢者や子ども、妊婦さんなどは、症状が重くなりやすく注意が必要です。一人ひとりが心がけていきたいものです。
なるべく患者さんに接触する人を少なくします。できれば看護する人は、1人にします。
(2)使い捨てマスクや手袋をする
看護をするときは、使い捨てのマスクを着用します。嘔吐物などを処理は、手袋をして行います。
(3)患者さんの環境を整える
個室など、できるだけ他の家族と離れ、安静に過ごせる環境を整えます。ティッシュを捨てるゴミ箱や、水分補給の用意などもしておきましょう。マスクをつけてもらったり、コップや食器を他の家族と分けることも大切です。
(4)看護した後は手洗い
使ったマスクや手袋は捨てて、手を洗いましょう。流水と石鹸を使って、15秒以上丁寧に洗います。手が洗えない場合、手指消毒用のアルコール製剤を使うのも有効です。
(5)ゴミに触らない
看護で使ったマスクや手袋、患者さんの使用したティッシュなどは、ビニール袋に入れて、きちんと口を閉じて捨てます。他の人が触らないようにしましょう。
(6)食器や服にも注意
患者さんの使った食器や服は、いつも通りに洗えば問題ありません。ただし、それらに触れた後は、手を洗うようにしましょう。
(7)よく触れる場所を清掃・消毒
患者さんや家族がよく触れる場所を清掃・消毒するようにします。水と洗剤によるふき取り清掃か、「次亜塩素酸ナトリウム」や「消毒用エタノール」などの消毒剤を使用するのが望ましい。
触れやすいのは、机、ドアノブ、スイッチ、階段の手すり、テーブル、いす、トイレの流水レバー、便座などです。また、清掃・消毒をした後は、手を洗いましょう。
※洗剤・消毒剤の使用は、製品の注意書きに従い、換気等に十分注意しましょう
このほか、栄養や睡眠を十分にとって病気への抵抗力を高めておくなど、基本的なことも重要です。
インフルエンザは非常に感染力の強い病気です。特に、高齢者や子ども、妊婦さんなどは、症状が重くなりやすく注意が必要です。一人ひとりが心がけていきたいものです。
参考資料など
東京都福祉保健局HP、厚生労働省HP