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西日本で暴風や短時間強雨 山間部では積雪のおそれ

2020/01/27 12:58 ウェザーニュース

今日27日(月)の西日本は、東シナ海を進む前線を伴った低気圧の影響で広く雨が降り、風も強く荒れた天気になっています。

鹿児島など西日本で激しい雨

鹿児島県では今朝、1時間に30mmを超える、真冬のこの時期としては激しい雨が降った所もありました。

午前11時にかけての24時間降水量を見ると、鹿児島県の屋久島で285.5mm、種子島の南部にある上中(かみなか)で174.0mmなど、1月としての降水量の記録を更新しました。

30m/s超の暴風を観測

また、風も強く、最大瞬間風速は11時までに高知県の室戸岬で33.7m/s、長崎県の鰐浦では29.6m/sの突風を観測、同じく長崎県の小値賀(おぢか)では29.3m/sと、1月としてはもっとも強い風を観測しています。

明日にかけ強い風雨に要注意

低気圧は発達しながら今夜対馬海峡に達し、明日28日(火)朝には山陰地方に進みます。

この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、明日にかけて風が強く吹き、落雷や短時間強雨のおそれがあります。

また、上空の寒気の影響で、中国山地や近畿地方の山沿いでは雪が降り、標高の高い所では雪が積もる所がある見込みです。
風は明朝にかけて沿岸で15〜20m/s、瞬間では30m/s前後の突風が吹くおそれがあります。

雨は、この時期としてはまとまった雨となり、一時的に道路が冠水するなどの影響が出るかもしれません。

今後も最新の情報に注意し、山沿いでは路面状況の悪化なども心配されますので、車の運転などは十分お気をつけください。

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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ペンギンさん