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暖冬でスキー場の雪不足は深刻化 4分の1はまだ滑走できず

2020/01/24 16:57 ウェザーニュース

暖冬の影響で、多くのスキー場で深刻な雪不足の状態が続いています。 特に、北陸や西日本のスキー場の稼働率は極端に低く、一時的に雪が降り積もっても、気温が高い傾向にあるためすぐにとけてしまうなど、臨時休業を余儀なくされているところもあります。

4分の1のスキー場はまだ滑走できず…

1月24日のウェザーニュース独自取材より
ウェザーニュースが取材している全国約400ヶ所のスキー場のうち、滑走可能な割合は2020年1月24日現在で73.8%。1月8日の時点では67.5%だったため、着実に増えてきているものの昨年2019年の同時期に比べると少ない状態です。

また、オープンしているスキー場に出かけているウェザーニュース会員の皆さんからも現地の様子が写真とともに届いていますが、やはり今年は例年に比べて雪が少ない…という報告が目立っています。
>>スキー場の様子を写真で見る

特に北陸や西日本で深刻な状況

赤丸は閉鎖中のスキー場を示す
1月24日(金)の時点で滑走可能なスキー場の割合は以下の通りとなっています。

・北海道 85.1%
・東北  82.5%
・関東北部(栃木・群馬) 96.0%
・甲信(長野・山梨) 94.9%
・新潟 61.7%
・東海 70.8%
・北陸 15.0%
・近畿 40.9%
・中国 30.7%
・四国九州 87.5%
(1月24日現在)

北陸・中国・近畿エリアでは、50%以下と極端に少ない状況です。
>>オープンしているスキー場を検索

今週末の雪予想は?

今週末25日(土)~26日(日)は北海道では積雪増加のエリアが多くなりますが、その他のエリアではまとまった雪は期待できません。
ただ、甲信エリアや西日本の山沿い、関東北部や西部の山沿い、東北南部の内陸部では28日(火)以降の雪で積雪増加の可能性も。
最新見解をこまめにご確認ください。

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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) ラーク博士さん