西の空に沈みゆく太陽の左右には、「幻日」と呼ばれる虹色の光が出現。

氷の結晶でできた薄い雲が広がってきた時、上空の風が弱く、六角板状の氷の結晶の向きが揃って浮かぶと、太陽の光の屈折で太陽の左右少し離れた所に虹色の点があるように見えます。

右か左の片側だけ見られることが多く、左右両側にはっきり現れるのはなかなか貴重です。

また、空に浮かぶ虹色のアーチ「環天頂アーク」も出ています。

こちらも上空高いところに広がる氷の粒でできた雲が、太陽の光を屈折させることで現れる現象のひとつです。

これらの虹色現象を発生させた雲が厚くなると天気下り坂のサインとなりますが、厚みは増しておらず、沖縄地方では明日23日(木)も穏やかな晴れの天気が続く見込みです。
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