東京などは数日、東北北部は10日ほど早まる
当初の予想に比べて、全国的に春花粉の飛散開始やピーク時期も早まる傾向となっています。
九州北部や東北北部は10日程度、東京を含む関東南部やその他の地域は数日程度早まる予想です。
例年と比べても、関東南部や静岡県など東日本の太平洋側、九州北部や山口県など西日本一部では数日程度、その他、西・東日本では1週間前後早くなると見られます。東北地方の変化は特に顕著で、東北北部では半月ほど早くなる可能性が出てきました。
九州北部や東北北部は10日程度、東京を含む関東南部やその他の地域は数日程度早まる予想です。
例年と比べても、関東南部や静岡県など東日本の太平洋側、九州北部や山口県など西日本一部では数日程度、その他、西・東日本では1週間前後早くなると見られます。東北地方の変化は特に顕著で、東北北部では半月ほど早くなる可能性が出てきました。
2月中旬には西・東のスギ花粉がピークへ
飛散開始が早まると同時に、ピーク時期も早まり、飛散終了もやや早くなる可能性はあります。
東京など関東や東海、四国、九州では2月中旬にはスギ花粉のピークが始まる予想です。
本州でヒノキ花粉の飛散終了となるのは、例年は5月上旬ですが、今年は4月いっぱいが目安と見ています。
東京など関東や東海、四国、九州では2月中旬にはスギ花粉のピークが始まる予想です。
本州でヒノキ花粉の飛散終了となるのは、例年は5月上旬ですが、今年は4月いっぱいが目安と見ています。
雄花が例年より早く生長
花粉の雄花は冬の適度な寒さで目覚め(休眠打破)、その後の暖かさで成長して飛び始めます。
そのため、気温の低い北日本ほどその休眠打破が早く、さらにその後の暖かさにより早く生長し花粉飛散も早まると考えられます。
実際にウェザーニュース会員から届いたスギ花粉の雄花の状況を見ても、例年より早く成長している様子が分かりました。
過去に記録的暖冬となった2007年も全国的に飛散開始が早く、東京では1月31日に飛散開始となりました。
>>2020年の花粉飛散量は?
そのため、気温の低い北日本ほどその休眠打破が早く、さらにその後の暖かさにより早く生長し花粉飛散も早まると考えられます。
実際にウェザーニュース会員から届いたスギ花粉の雄花の状況を見ても、例年より早く成長している様子が分かりました。
過去に記録的暖冬となった2007年も全国的に飛散開始が早く、東京では1月31日に飛散開始となりました。
>>2020年の花粉飛散量は?
天気が回復したら要注意
この先は、日本列島の南に前線が停滞し続けることで、西・東日本は月末にかけて梅雨のような天気が続きます。
雨や曇りの日は花粉の飛散量が急増する可能性は低いですが、一時的にでも天気が回復し気温が上がるタイミングで急に飛散開始となる可能性もあります。
花粉症の方はこまめに天気予報を確認し、早めに対策を始めるなど、花粉シーズンへの備えを進めるようにしてください。
>>この先の天気を確認
雨や曇りの日は花粉の飛散量が急増する可能性は低いですが、一時的にでも天気が回復し気温が上がるタイミングで急に飛散開始となる可能性もあります。
花粉症の方はこまめに天気予報を確認し、早めに対策を始めるなど、花粉シーズンへの備えを進めるようにしてください。
>>この先の天気を確認
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
norikoさん
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