けんもほろろな態度を取られることも
キジといえば、赤い顔と派手な出で立ちが特徴的ですが、それはオスのみ。繁殖期にはその自慢の美しさでメスに求愛するのです。
さらに、自分の縄張りからケーンケーンという甲高い声とバタバタという激しい羽ばたき(ほろうち)でもアピールします。
諸説あるのですが、このケーンという鳴き声とほろうちが由来となった言葉があります。それは人の頼みや相談事を無愛想に拒絶するという意味の「けんもほろろ」。
必死に求愛するオスに対し、メスはけんもほろろな態度を示すことも多いようです。
さらに、自分の縄張りからケーンケーンという甲高い声とバタバタという激しい羽ばたき(ほろうち)でもアピールします。
諸説あるのですが、このケーンという鳴き声とほろうちが由来となった言葉があります。それは人の頼みや相談事を無愛想に拒絶するという意味の「けんもほろろ」。
必死に求愛するオスに対し、メスはけんもほろろな態度を示すことも多いようです。
鬼をも倒す!?勇猛果敢な一面
メスにつーんとされてしまうなど、ちょっと情けない部分もありますが、他のオスや天敵の前ではなかなか勇ましい姿になります。
例えば、蛇の中でも最大級の大きさを誇るアオダイショウにも臆することなく攻撃していきます。
さらに、自分の縄張りに他のオスが入ろうものなら、クチバシで相手の羽をむしったり、飛び蹴りを食らわすことも。
昔話では鬼退治に一役かったキジですが、まさに勇猛果敢な鳥と言えます。
例えば、蛇の中でも最大級の大きさを誇るアオダイショウにも臆することなく攻撃していきます。
さらに、自分の縄張りに他のオスが入ろうものなら、クチバシで相手の羽をむしったり、飛び蹴りを食らわすことも。
昔話では鬼退治に一役かったキジですが、まさに勇猛果敢な鳥と言えます。
子ども思う気持ちは鳥一倍!
ではキジのメスはどんな性格かというと、母性愛が強いことで有名です。
それを象徴するのが、「焼け野の雉夜の鶴」という言葉。
子を思う親の情が非常に深いことのたとえに使われます。
巣のある野を焼かれた際、わが身に変えて子を救おうとしたメスのキジの姿が由来となっているようです。
それを象徴するのが、「焼け野の雉夜の鶴」という言葉。
子を思う親の情が非常に深いことのたとえに使われます。
巣のある野を焼かれた際、わが身に変えて子を救おうとしたメスのキジの姿が由来となっているようです。
キジの性格が背景に
なぜ日本の国鳥はツルでもトキでもなくキジなのか?そこには、今回紹介したようなオスの勇猛果敢さ、メスの強い母性愛が背景にあったのでした。
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参考資料など
【参考・参照元】
日刊ゲンダイDIGITAL「日本の国鳥に「キジ」が選ばれた理由」https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/219644
NHK ダーウィンが来た!いきもの新伝 http://www.nhk.or.jp/darwin/
日刊ゲンダイDIGITAL「日本の国鳥に「キジ」が選ばれた理由」https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/219644
NHK ダーウィンが来た!いきもの新伝 http://www.nhk.or.jp/darwin/