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沖縄・奄美地方の桜開花予想(第六回)

2020/01/14 11:43 ウェザーニュース

沖縄や奄美地方では、冬のうちから特有の桜であるヒカンザクラやカンヒザクラが咲き始めます。

ウェザーニュースでは、2020年の沖縄や奄美地方のヒカンザクラ・カンヒザクラの開花予想(第六回)を発表します。

現在の桜の様子は?

沖縄県宜野湾市の桜の様子

沖縄のみなさんからは開花の報告が続々と届いています。

1月6日には那覇で開花の発表がありましたが、そのほかの地域の開花も待ち遠しいですね♪

奄美・沖縄の桜の特徴

桜の開花には、暖かさだけではなく冬の寒さが必要です。

桜の花芽(生長すると花になる芽)は気温の高い夏に作られ、冬になると休眠して一旦生長が止まります。

そして一定期間、低温にさらされると花芽が休眠から目覚め(休眠打破)、その後は開花に向けて再び生長を始めて、つぼみが膨らみやがて花が咲きます。

休眠打破のためには、ソメイヨシノでは5℃前後、ヒカンザクラでは15℃前後の低温に、一定期間さらされる必要があります。

本州に比べて気温の高い沖縄や奄美地方では、北部や山沿いほど休眠打破に必要な寒さに到達しやすく、南部より早く休眠打破が起こり、開花時期が早くなります。このため、南西諸島の桜前線は本州とは逆に北から南へ南下するのです。

いつ桜咲く?

開花予想
奄美地方や先島諸島ともに1月中旬頃で、ほぼ平年並の開花となる予想です。

宮古島や石垣島でもそろそろ開花する可能性があります。

桜の季節のエリアは順調に広がってきているようです。

沖縄や奄美地方に行かれる方は、早めの桜を楽しんでみてはいかがですか?

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ちっちさん