ゴーグルには、斜面を滑り降りるときに目に雪やほこりが入るのを防いだり、風や寒さを防ぐためだけではなく、紫外線から目を守るという役割もあるからです。「スキー焼け」という言葉があるように、スキー場に行くとなぜか日焼けをします。それは、紫外線が強いからです。
なぜ、スキー場の紫外線が強いのでしょうか。標高が高く、太陽に近いから?
実は、雪原の紫外線の反射率が非常に高いからなのです。
なぜ、スキー場の紫外線が強いのでしょうか。標高が高く、太陽に近いから?
実は、雪原の紫外線の反射率が非常に高いからなのです。
雪面は水面より照り返しが強い
雪面はコンクリートや水面よりも紫外線の反射率が高いといわれます。冬は夏よりも紫外線が弱くなるとはいえ、これだけの反射率なら日焼けしてもおかしくありません。
紫外線は、肌だけでなく、目にもダメージを与えます。
紫外線は、肌だけでなく、目にもダメージを与えます。
雪遊びや「雪目」に注意
雪を見ていると、目がチカチカしてまぶしく感じることはありませんか? 長い間雪を見ていると、そのうち目がゴロゴロしたり、充血したり、涙が出てきたりします。これは「雪目」と呼ばれる症状で、紫外線によって目の角膜の表面が傷つくことで起こります。
スキーやスノーボードで身に着けるゴーグルは、この紫外線から目を守る役割も果たしているので、目の安全のためにも必ず着用してほしいもの。暖冬で寒さに耐えられるから開放的に…と油断してはいけません。
» スキー場検索・滑走状況
スキーやスノーボードで身に着けるゴーグルは、この紫外線から目を守る役割も果たしているので、目の安全のためにも必ず着用してほしいもの。暖冬で寒さに耐えられるから開放的に…と油断してはいけません。
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