ダイポールモード現象で日本は暖冬傾向続く
エルニーニョ現象やラニーニャ現象だけでなく、インド洋の海面水温の変化「ダイポールモード現象」も日本の天候に影響を及ぼしています。
現在、インド洋の海面水温が西部で高く、東部で低い状態が続いていることで上空の大気の流れが大きく変わっていて、この影響で日本の南にある高気圧が例年より強く、上空の偏西風は北に蛇行しています。
このため、日本付近には寒気が流れ込みにくく、暖冬傾向が続く見込みです。
>>この先3か月の長期予報
現在、インド洋の海面水温が西部で高く、東部で低い状態が続いていることで上空の大気の流れが大きく変わっていて、この影響で日本の南にある高気圧が例年より強く、上空の偏西風は北に蛇行しています。
このため、日本付近には寒気が流れ込みにくく、暖冬傾向が続く見込みです。
>>この先3か月の長期予報
エルニーニョ現象とは?
中立の状態(エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない)と比べ、東風(貿易風)が弱まることで「エルニーニョ現象」が発生します。
エルニーニョ現象 発生時の特徴
・東風が平常時よりも弱い
・暖かい海水が東へ広がっている
・東部では冷たい水の湧き上りが弱まり、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも高くなる
・エルニーニョ現象発生時は、積乱雲が盛んに発生するエリアが平常時より東へ移る
・暖かい海水が東へ広がっている
・東部では冷たい水の湧き上りが弱まり、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも高くなる
・エルニーニョ現象発生時は、積乱雲が盛んに発生するエリアが平常時より東へ移る
参考資料など
気象庁