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1月に成人式を開催しない市町村も その意外な理由とは

2020/01/16 19:08 ウェザーニュース

1月13日は「成人の日」です。1999年までは1月15日でしたが、2000年からハッピーマンデー制度(月曜日を祝日にする制度)で1月第2月曜日になりました。

この時期に「成人式」を開催する市町村が多いのですが、中には8月の旧盆前後や5月の大型連休に行う市町村も少なくありません。なぜでしょうか。

秋田県は市町村25のうち20が8月開催

成人式を1月以外に開催するのは、東北や北陸に多い傾向があります。たとえば秋田県は25市町村のうち20市町村が8月開催です。新潟県も33市町村のうち1月開催は新潟市と五泉市だけで、それ以外は3月、4月、5月、8月とまちまちです。

青森県は40市町村のうち18市町村が8月開催、岩手県も33市町村のうち9市町村が8月開催という具合です。なぜ1月以外に開催するのか、秋田県横手市に聞きました。

「横手市は豪雪地帯なので、1月開催では新成人が会場に来られなかったり、来場が遅れるケースが出ると思われます。そのため横手市は以前から旧盆の8月15日に開催しています」(横手市教育委員会生涯学習課)
8月開催なので振袖で参加する女性はなく、男女ともスーツやドレス姿で参加するのが恒例だといいます。

雪がなくても1月に開催しない町

成人式は国ではなく市町村が行うため、それぞれの事情で開催日を設定しています。雪以外の理由で8月に開催するのが、和歌山県の太地町と古座川町です。ともに8月15日開催ですが、なぜ8月に成人式を行うのでしょうか。

「うちは4年前まで1月に成人式を開催していましたが、3年前に8月開催に変更しました。理由はズバリ、華美な成人式にしないためです。1月開催のときは女性の大半が振袖姿で出席していましたが、8月開催になってからは全員がスーツ姿です。保護者の方も喜んでいます」(太地町教育委員会)

1月以外の成人式では、旧盆の8月15日に開催する市町村が多いようです。地元を離れて都会で働いたり学校に通っていても、お盆で帰省する人が多いからです。

最近は女性の振袖姿だけでなく、男性も年々派手になっていく成人式ですが、開催月を変えると成人式の風景がガラリと変わるかもしれません。