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週間天気 雪よりも雨に注目な一週間

2020/01/09 05:33 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・日本海側は「雨」が続く
・三連休の中日 12日(日)は広範囲で雨
・冬らしい「成人の日」

日本海側は「雨」が続く

冬型の気圧配置となる日もあるものの、寒気の南下が弱く、日本海側は雪ではなく雨の降る日が多くなります。すでにスキー場では雪不足の状態ですが、雪の少ない状況がもうしばらく続いてしまいそうです。

また、この時期としては寒さはそれほどではありません。

三連休の中日 12日(日)は広範囲で雨

予想天気図と寒気 12日(日)9時
太平洋側では穏やかな天気の日が多くなりますが、今週末の三連休は再び低気圧が通過し、広範囲で天気が崩れます。

低気圧の進路は本州の南岸を通過する「南岸低気圧」と呼ばれるパターンで、西日本や東日本の太平洋側に雪をもたらすことがある進路です。ただ、9日(木)朝の段階では、上空の寒気が弱いため、関東の平野部をはじめ西日本や東日本の都市部では雪にならず、雨で経過するとウェザーニュースでは予想しています。

気温変化や風向きの違いなどで雨か雪かが変わるため、今後の情報に注意するようにしてください。

冬らしい「成人の日」

13日(月)成人の日は、再び西高東低の気圧配置となるものの、引き続き流れ込む寒気は弱いと見ています。

北陸沿岸や山陰は雨となる予想で、雪となるのは北陸の内陸部や北日本日本海側の内陸。北陸西部や山陰では雷やアラレにも注意が必要です。

一方、太平洋側では広く日差しが届き、昼間は10℃を超えるところが多い見込みです。新成人の門出を祝うにはいい、穏やかな晴れの日となります。