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東京や京都など広い範囲で、ナミナミとした波状雲が出現

2019/12/29 16:02 ウェザーニュース

今日29日(日)は前線の接近に伴って西から曇りエリアが拡大。西・東日本では空一面に広がるナミナミとした雲が見られています。

波状雲は高さや形状に注目

京都府京都市右京区(29日14時57分)
これは「波状雲」と呼ばれる雲で、低気圧や前線の接近前、大気の波によって発生します。

大気の波によって空気が動かされ、雲が発生しやすい湿度や気温の部分にだけ雲ができるため、ナミナミとした形になり「波状雲」という名が付けられています。

上空高い所にあって雲の隙間が大きい場合は、まだ雨が降ることはありません。しかし、雲の高さが低くなって隙間が詰まった重厚な雲になってくると、雨の降り出しが近いことを示唆しています。

雲の高さや形状にも注目してみてください。
>>ピンポイント天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
-嵐山さん