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2020年の主な天文現象 6月に全国で観測可能な日食も

2019/12/30 08:09 ウェザーニュース

2019年も残すところあと数日。今年の天文現象を振り返ると、1月と12月に日本で観測できた部分日食や、7月に観測できた部分月食。季節毎の夜空を彩った流星群など、私達を大いに楽しませてくれました。

ここからは2020年に日本で観測できる主な天文現象を紹介します。気になる現象がある方は、ご自身のカレンダーに日付を記録して見逃さないようにしましょう。

日食・月食

2020年は日食が2回。そのうち日本で過程の一部でも観測できるのは、1回となります。

【6月21日(日) 夕方:部分日食】
全国で観測が可能で、日食の開始時刻は観測場所によって異なりますが、大体16時頃から欠け始めます。

日本では西日本ほど大きく欠け、最大食分は那覇で約0.84、東京で約0.47、札幌で約0.29となります。

肉眼で太陽を見るのはとても危険なので、観測を予定している方は、必ず日食グラスを準備するようにしましょう。

アフリカ、北インド、中国などの地域では、金環日食を観測することができます。

月関連

【10月1日(木):中秋の名月】
9月22日の「秋分」より前の新月の日(9月17日)を1日目として、15日目にあたる10月1日(木)に昇る月が、2020年の中秋の名月となります。

主な流星群の極大日

1月4日(土)頃   しぶんぎ座流星群
8月12日(水)頃  ペルセウス座流星群
10月22日(木)頃 オリオン座流星群
11月17日(火)頃  しし座流星群
12月14日(月)頃  ふたご座流星群