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雪不足でスキー場に雪がない? 北日本の積雪は平年の4割以下

2019/12/19 16:05 ウェザーニュース

12月も後半になり、スキーやスノーボードの予定を立てている方も多いかもしれません。
本格的なウィンタースポーツの季節を前に、19日(木)時点での北日本の積雪深は平年の4割以下と、かなり少ない状況となっています。

オープン地点は昨年の6割

ゲレンデの積雪状況
ウェザーニュース独自取材によると、19日(木)時点でオープンしているスキー場は全国でわずか98地点。
スキー場のオープンが遅れた昨年同時期でも167地点がオープンしていたので、今年は昨年以上に遅れていることが分かりました。

スキー場にとっては深刻な状況となっていますが、この後の降雪見解はどうなっているのでしょうか。

北日本は年末に積雪増加の可能性

<北日本>
ウェザーニュースの見解では、年明けにかけて寒気の流れ込みは断続的で、平年より積雪が少ない傾向が続く見込みです。

ただ、28日(土)頃からは寒気が流れ込みやすくなり、積雪が増える可能性があります。
雪が降る日は強い雪や吹雪による視界不良にも注意が必要ですので、寒気のピークを過ぎて少し雪や風が弱まるタイミングでゲレンデを楽しむのがおすすめです。

<東、西日本>
断続的な寒気の流れ込みはありますが、こちらもあまり長くは続かず、スキー場は雪不足の状態が続く可能性があります。年末年始の休み期間中にスキーやスノボを楽しむなら、年末よりも年明けの方が良さそうです。

>>ゲレンデの滑走状況を確認

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
みいやさん