今週末の22日(日)は本州の南を前線を伴った低気圧（いわゆる「南岸低気圧」）が通過し、23日(月)にかけて東日本の太平洋側を中心に天気が崩れる見込みです。

冬の南岸低気圧は関東など太平洋側の雪を降らせることがあります。
>> 1分でわかる南岸低気圧（動画解説）

今の所、東京都心を含む平野部の市街地で雪の目安となる上空1500m付近で−3℃以下の寒気が、関東よりもやや北のエリアまで広がる予想されるため、ウェザーニュースでは広い範囲で雪になる可能性は低いと見ています。ただ、甲信地方や関東北部の山沿いなどでは雪となり、積もるおそれがあります。

南岸低気圧は少しの進路の変化で、雪や雨の動向が大きく変わりますので、最新情報をご確認ください。

週末21日(土)は日本海に小さい低気圧が発生し、北日本を中心に雨や雪が降る予想です。

その後、23日(月)にも再び日本海側から低気圧が接近、低気圧の通過後は冬型の気圧配置になるなど、雪や雨の日が多くなります。

ここ数日は、師走とは思えない暖かさの日もありましたが、西日本は引き続き平年より高めの気温が続く予想です。

一方、東日本や北日本は、この時期らしい寒さとなります。晴れる日が少ない分、昼間でも日差しの温もりを感じられないため、しっかり寒さ対策をしてお過ごしください。