(1)鳥居をくぐるときの作法は?/正解率:86%
鳥居は神域との境界です。鳥居をくぐるということは穢(けが)れを払う意味もあります。ですから鳥居をくぐる前は「軽く一礼」します。
この礼のことを神道では「一揖(いちゆう)」といいます。人の家に入るときに挨拶をするのと同じことだと思います。
【選択肢ごとの正答率】
「一礼する」(8447人・86%)、「手を合わせる」(111人・1%)、「何もしない」(1282人・13%)
この礼のことを神道では「一揖(いちゆう)」といいます。人の家に入るときに挨拶をするのと同じことだと思います。
【選択肢ごとの正答率】
「一礼する」(8447人・86%)、「手を合わせる」(111人・1%)、「何もしない」(1282人・13%)
(2)参道のどこを歩きますか?/正解率:79%
参道の真ん中は正中といい、神様の通り道になります。神様の真正面にあたるので遠慮するようにしましょう。真ん中を避けて通るのが作法ですが、唯一例外があります。それは勅使(天皇の特使)がお通りになるときです。
【選択肢ごとの正答率】
「中央」(1070人・11%)、「端」(7607人・79%)、「決まっていない」(952人・10%)
【選択肢ごとの正答率】
「中央」(1070人・11%)、「端」(7607人・79%)、「決まっていない」(952人・10%)
(3)手水で最初に清めるのは?/正解率:76%
お参りする前に手水舍(てみずや)の前に立ち、水盤に向かい身を清める「心身の清浄」という作法があります。
【1】ひしゃくに水を汲み、【2】最初に左手を清め、【3】次に右手を清めます。【4】そして左の手の平に水をうけて口をすすぎます(飲んではいけない)。【5】もう一度左手を清め、【6】最後に持っていたひしゃくを立てて持ち手部分に水を垂らします(持っていた部分をきれいにする)。
これらの動作をひしゃく一杯の水で行うことも忘れずに。
【選択肢ごとの正答率】
「左手」(7544人・76%)、「右手」(1421人・14%)、「口」(481人・5%)、「持ち手部分」(496人・5%)
【1】ひしゃくに水を汲み、【2】最初に左手を清め、【3】次に右手を清めます。【4】そして左の手の平に水をうけて口をすすぎます(飲んではいけない)。【5】もう一度左手を清め、【6】最後に持っていたひしゃくを立てて持ち手部分に水を垂らします(持っていた部分をきれいにする)。
これらの動作をひしゃく一杯の水で行うことも忘れずに。
【選択肢ごとの正答率】
「左手」(7544人・76%)、「右手」(1421人・14%)、「口」(481人・5%)、「持ち手部分」(496人・5%)
(4)神社での参拝方法は?/正解率:84%
「二拝二拍手一拝」が正しい参拝方法です。意外と知られていませんが、厳密には「礼」ではなく、「拝」です。
「拝」ですからお辞儀の角度は90°。神職がお参りなどをするときの作法が基になっています。しかし、一般の方の参詣ですから、低頭するお辞儀でも心がこもっていれば問題ないでしょう。
ちなみに、正式(神職が行う)となると「一揖二拝二拍手一拝一揖」といって、初めと最後にお辞儀(揖=ゆう)が入ります。
拍手(かしわで)の作法は、両手をのばして手のひらを合わせてから、右手を少し後ろへ下げ、左右(肩幅ほど)に両手を開いて、拍手を2回打ちます。
【選択肢ごとの正答率】
「一拝一拍一拝」(308人・3%)、「二拝一拍一拝」(837人・8%)、「二拝二拍一拝」(8263人・84%)、「二拝二拍二拝」(479人・5%)
「拝」ですからお辞儀の角度は90°。神職がお参りなどをするときの作法が基になっています。しかし、一般の方の参詣ですから、低頭するお辞儀でも心がこもっていれば問題ないでしょう。
ちなみに、正式(神職が行う)となると「一揖二拝二拍手一拝一揖」といって、初めと最後にお辞儀(揖=ゆう)が入ります。
拍手(かしわで)の作法は、両手をのばして手のひらを合わせてから、右手を少し後ろへ下げ、左右(肩幅ほど)に両手を開いて、拍手を2回打ちます。
【選択肢ごとの正答率】
「一拝一拍一拝」(308人・3%)、「二拝一拍一拝」(837人・8%)、「二拝二拍一拝」(8263人・84%)、「二拝二拍二拝」(479人・5%)
(5)お寺の参拝方法でしてはいけないことは?/正解率:86%
お寺で「拍手」は打ちません。また、神社で行う二拝二拍手一拝もお寺ではしません。お寺では胸の前で合掌(両方の手のひら合せる)し、心のなかで仏様に願いごとをします。そして一礼するのが正しい参拝の仕方になります。
【選択肢ごとの正答率】
「鈴・鐘などを鳴らす」(1299人・12%)、「拍手」(9329人・86%)、「礼」(243人・2%)
「作法がすべてではありません」と福徳神社の真木宮司は言います。たいせつなことは敬う気持ちと心のこもった思いを神様に伝えること。初詣でぜひ行ってみてください。
>>ウェザーニュース初詣情報
>>ピンポイント天気予報
【選択肢ごとの正答率】
「鈴・鐘などを鳴らす」(1299人・12%)、「拍手」(9329人・86%)、「礼」(243人・2%)
「作法がすべてではありません」と福徳神社の真木宮司は言います。たいせつなことは敬う気持ちと心のこもった思いを神様に伝えること。初詣でぜひ行ってみてください。
>>ウェザーニュース初詣情報
>>ピンポイント天気予報
参考資料など
※福徳神社(芽吹稲荷)の真木千明宮司と西福寺の西沢明登さんの話を基に構成
福徳神社/東京日本橋貞観年間(859~876年)にはすでにこの地に鎮座していたといわれています。縁起のいい神社として徳川家康も参詣したことがあり、幕府公認の富くじ興行「御免富」を発行していたことから「富くじ」のお守りでも人気が高い。東京駅から歩いて行ける
西福寺/福井県敦賀市の名刹。御影堂、阿弥陀堂、書院などが国の重要文化財に指定。1400坪の書院庭園も有名
福徳神社/東京日本橋貞観年間(859~876年)にはすでにこの地に鎮座していたといわれています。縁起のいい神社として徳川家康も参詣したことがあり、幕府公認の富くじ興行「御免富」を発行していたことから「富くじ」のお守りでも人気が高い。東京駅から歩いて行ける
西福寺/福井県敦賀市の名刹。御影堂、阿弥陀堂、書院などが国の重要文化財に指定。1400坪の書院庭園も有名