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1年で最も早い夕暮れの頃

2019/12/08 16:54 ウェザーニュース

「めっきり日が短くなったな〜」と感じる今日このごろ。

昼間の時間が一番短いのは冬至(12/22)ですが、日の入り時刻が最も早いのは実は1年のこの時期なのです。

短い冬の日差し

神奈川県横浜市港北区(8日(日)16:38)
【1年で最も早い日没時間】
 札幌 16:00(12/4-12/15)
 東京 16:28(11/29-12/13)
 福岡 17:10(11/30-12/10)

公転面に対して地軸が傾いていることや、公転軌道が真円形でないことなどが理由で、「1年で最も早い日没時刻」と「1年で最も遅い日の出時刻」には多少のズレが生じています。

日の入りの時刻から日の出の時刻を差し引いて昼間の時間を計算し、それが最も短いのが「冬至」というわけです。

週明けの明日9日(月)は移動性高気圧が通過して広い範囲で日差しが届きます。短い冬の日差しを有効に活用してください。
>>ピンポイント天気予報

参考資料など

国立天文台 (https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/)参照

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
mantaさん