facebook line twitter mail

【東日本】第2回花粉飛散傾向

2019.12.5発表

2019/12/05 11:34 ウェザーニュース

▼各エリアの見解をチェック
関東北陸・甲信北部東海・甲信南部

■関東
スギ花粉の飛散開始は2月上旬〜

2020年花粉の飛散ピーク予想
■飛散開始時期
この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月上旬と予想しています。
その後2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

■飛散量予想
2020年シーズンの花粉飛散量は、平年の70〜76%、2019年シーズンの70〜79%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

     2019年比 平年比
茨城  76%    74%
栃木  70%    76%
群馬  75%    71%
埼玉  75%    70%
千葉  79%    71%
東京  75%    70%
神奈川 75%    71%

■北陸・甲信北部
スギ花粉の飛散開始は2月下旬〜

2020年花粉の飛散ピーク予想
※甲信北部:長野県(北部)
■飛散開始時期
この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月下旬と予想しています。
その後、3月上旬〜下旬にスギ花粉、4月上旬〜中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

■飛散量予想
2020年シーズンの花粉飛散量は、平年の71〜93%、2019年シーズンの49〜71%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。
なお、北陸で春に飛散するのは例年スギ花粉がメインで、ヒノキ花粉は少ない傾向にあります。


     2019年比 平年比
新潟  71%    93%
富山  61%    86%
石川  49%    83%
福井  61%    84%
長野  56%    71%

なお、北陸で春に飛散するのは、例年スギ花粉がメインで、ヒノキ花粉は少ない傾向にあります。

■東海・甲信南部
スギ花粉の飛散開始は2月上旬〜

2020年花粉の飛散ピーク予想
※甲信南部:山梨県・長野県(中南部)
■飛散開始時期
この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月上旬〜中旬と予想しています。
その後、2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

■飛散量予想
2020年シーズンの花粉飛散量は、平年の82〜98%、2019年シーズンの44〜71%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。


     2019年比 平年比
山梨  71%    82%
静岡  58%    90%
愛知  52%    92%
岐阜  48%    98%
三重  44%    92%

参考資料など

「平年」について
夏の天候:1981年〜2010年の30年間平均
花粉飛散量:2010年〜2019年の10年間平均