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北海道で40m/s近い暴風を観測 6日(金)にかけて大雪や猛吹雪に警戒

2019/12/04 08:09 ウェザーニュース

北海道浜頓別町より(4日7時30分過ぎの様子)

今日4日(水)もオホーツク海には発達した低気圧があり、日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。北海道の日本海側や本州の内陸・山沿いで吹雪や強い雪が断続的に続いています。

北海道の沿岸部は暴風が吹き荒れ、えりも岬では39.9m/sの最大瞬間風速を観測。浦河で31.5m/s、広尾でも28.0m/sを観測しています。

雪や雨の降り方も強まる

雨雲・雪雲の様子 4日(水)7時
北海道や東北北部の内陸部では雪が強まっていて、昨夜から15cm前後も積雪が増えているところがあります。

また、北陸から山陰にかけても日本海から発達した雨雲が流れ込み、一時的に雨の降り方が強くなっている状況です。
>>最新の雨雲・雪雲レーダー

6日(金)にかけて山沿いでは大雪に警戒

このあとも日本海側の広い範囲で大雪や吹雪となります。北陸や東北南部には発達した雲がかかり、山沿いで雪の量が多くなる見込みです。
6日(金)にかけて予想される雪の量は北海道の日本海側や本州の内陸、山沿いで20cmを超える見込みです。山形から新潟、富山にかけての山間部では60cm以上の大雪が予想されているので、特に警戒をしてください。

今日いっぱいは暴風雪にも警戒を

また、少なくとも今日4日(水)いっぱいは風が強い状態が続き、吹雪による視界不良や、吹き溜まりによる局地的な積雪の急増のおそれもあるため、合わせて警戒が必要です。
>>ピンポイント天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)わんこ♪さん