国内:瀬戸内海中部で立て続けに地震、最大震度4
11月26日(火)15時09分頃、瀬戸内海中部を震源とするマグニチュード4.6の地震が発生しました。この地震により愛媛県今治市で最大震度4を観測、愛媛県や広島県、岡山県、香川県にかけて瀬戸内海沿岸の広い範囲で震度3の揺れがありました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
26日(火)7時58分にはほぼ同じ震源で、マグニチュード3.8、最大震度3を観測する地震が起きています。瀬戸内海中部で震度3以上を観測する地震は、1999年10月30日以来、20年ぶりのことです。
気象庁の詳しい統計が残る1922年以降、瀬戸内海中部を震源とするマグニチュード4.5以上の地震は8回しかなく、最も大きなものが1923年に発生したマグニチュード5.4です。
瀬戸内海での地震は今回より西側の伊予灘や安芸灘で過去に多く見られており、2001年には芸予地震と呼ばれるマグニチュード6.7の地震が起きています。
26日(火)7時58分にはほぼ同じ震源で、マグニチュード3.8、最大震度3を観測する地震が起きています。瀬戸内海中部で震度3以上を観測する地震は、1999年10月30日以来、20年ぶりのことです。
気象庁の詳しい統計が残る1922年以降、瀬戸内海中部を震源とするマグニチュード4.5以上の地震は8回しかなく、最も大きなものが1923年に発生したマグニチュード5.4です。
瀬戸内海での地震は今回より西側の伊予灘や安芸灘で過去に多く見られており、2001年には芸予地震と呼ばれるマグニチュード6.7の地震が起きています。
世界:アルバニアでM6超 多数の死者も
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。その2回はいずれもヨーロッパで、11月26日(火)はアルバニア、27日(水)はギリシャ周辺が震源です。
26日(火)に発生したマグニチュード6.4の地震は、52年ぶりのアルバニア国内を震源とするマグニチュード6を超える地震です。地震のメカニズムは東北東-西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と見られます。
震源に近い沿岸部の都市を中心に強い揺れに見舞われたため、建物の倒壊が相次ぎ、50人ほどの死者が確認されています。前回、マグニチュード6以上の地震となった1967年や1942年を上回り、近年では最大規模と言える人的被害です。
アルバニアやギリシャ、イタリアはユーラシアプレートとアフリカプレートの境界付近に当たり、複雑な地質構造となっています。マグニチュード6を超えるような地震が時々発生し、震源が市街地に近いケースでは大きな被害をもたらします。
26日(火)に発生したマグニチュード6.4の地震は、52年ぶりのアルバニア国内を震源とするマグニチュード6を超える地震です。地震のメカニズムは東北東-西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と見られます。
震源に近い沿岸部の都市を中心に強い揺れに見舞われたため、建物の倒壊が相次ぎ、50人ほどの死者が確認されています。前回、マグニチュード6以上の地震となった1967年や1942年を上回り、近年では最大規模と言える人的被害です。
アルバニアやギリシャ、イタリアはユーラシアプレートとアフリカプレートの境界付近に当たり、複雑な地質構造となっています。マグニチュード6を超えるような地震が時々発生し、震源が市街地に近いケースでは大きな被害をもたらします。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。